北の台所は吉

【類似】 西の便所は吉 ;  東の玄関は吉 ; 13段の階段は凶

台所は北向きが良いというのにはわけがあります。
一日を通じて、明かりと温度の変化があまりないので、食物が腐りにくいということです。

そういえば、戦国大名の正妻のことを一般に“北の方”とか“北の政所”と呼びますね。
秀吉の天下になって、“北の政所”がとくに“ねね”を指すようになりました。
徳川将軍家の正妻は“御台所”と呼ばれますが、
これは秀吉と同じことを嫌ったためでしょうか?
いずれにしても、「北」は台所を意味し、妻を象徴していたのですね。

便所や玄関の向きについては、わかりません。
風水とかと関係があるのでしょうか・・・?

ちなみに、13段の階段が凶とされるのは、死刑台への階段が13段だからです。

こんなお便りをいただきました!
日本固有の信仰に、家の北側には祖霊が鎮まるというのがあり、
祖先祭りをするのが、主婦の役目であったから、
婦人は北の方と呼ばれたのだとどこかで聞いた気がします。




ビワの木を植えた家には病人が出る


これまた呪いがましい迷信です。

「ビワの木は生長が早いうえ、大きく育つため、家が日陰になってしまい病人が出るのだ」と
どこかで聞いた記憶があります。

しかし、私の祖父(茨城県)によると、
「ビワは栄養が豊富だから、食べ過ぎると害が出る」のが理由だそうです。
そのため、わが家では、ビワの実は1人2個までという、
まるで学校給食のような制限がありました。

ちなみに、昔、わが家にもビワの木が生えていましたが、
幼年時代の私が、よく根本に 立ション をしていたので、立ち枯れてしまいました。
私はビワの呪いにうち勝ったのです(?!)。

こんなお便りをいただきました。
「びわの木を庭に…」という迷信で思い出したんですが、
実のなる木を庭に植えると良くないと聞いたことがあります。
うちの庭は、実のなるものだらけなの。
だから、怪我したのかなあ

〜掲示板[153]より

ところで、植木編のネタをひとつ!
イチョウの木がその家よりおおきくなったら、災難がおこるって!
実は、うちにおっきなイチョウの木があったんだけど、大きくなって、
弟が交通事故にあったり、母親がヘルニアになったり・・・
とつづいたので、父親が、切ってしまった!

それと、もうひとつ、池も勝手につぶしちゃったらだめなんだって!
で、これも、コンクリで埋めてしまったので、もとにもどしました!
でも、これらのせいかどうかは?です

〜掲示板[156]より



   
  家屋・植木編