氷河時代の日本列島、象やシカを追って遙か大陸からやってきた人々、彼らはまずこの九州に足を踏み入れました。彼らはやがて我々の祖先となったのですが、いまだに正体をあらわしません。彼らの足跡を追い、日夜九州の野山を目を輝かせて歩き続ける私たちは、自ら筑紫原人「ハカタントロプス」と名乗ります。
ハカタントロプスの見つけ方
A,習性
1,火山灰や赤土が大好きな彼らは崖や切り通しがあると、車を降りて駆け寄り、崖にへばりついて興奮します。石器でも発見しようものならウッキーと大騒ぎです。
2,彼らは赤土の拡がる畑の周囲を前かがみでうろつき、石ころの採集活動をします。
3,彼らは川原や海岸などの石ころが多いところに行くと、すぐに両手に石を拾い「カチッ!カチッ!」と敲いては石を割り、ウホッ!と満悦します。
B,主な生息地(群れる場所)
1,中洲や博多あたりを赤い顔をして数名でふらついているのが、よく観察されます。
2,各地の旧石器関連の研究会やシンポジウムにちょくちょく出没します。
| 縄文時代 |
弥生時代 | 古墳時代 | 古代・中世〜現代 | |
| 約200万年前〜1.3万年前(石器が使われた時代だけですが、人類起源はさらに遡るかも…) | 約1.2万〜2.4千年前 | 約600年間 | 約300年間 | 約1300年間 |
日本列島内では、1949年に群馬県岩宿遺跡で最初に旧石器遺跡が発見されました。
九州では1000カ所を超える遺跡が見つかっていますが、ほとんど3万年前以後のものです。
ただし、九州で最近ようやく4〜5万年前の遺跡が発見され始めています。日本列島に人類が入ってきたルートは限られています。九州は南島と半島のルートがあり、未知のより古い旧石器が阿蘇・久住・霧島などの火山噴出物(火山灰・火砕流など)に埋もれているに違いありません。
福岡旧石器文化研究会は、どんな会なの?
この研究会には、参加の資格、条件などありません。実は会則も会費もありません。いろんな職業につきながら考古学や旧石器が好きな者が集まって時々勉強会や催しをやっています。旧石器時代研究は今でも野山を歩き、石器を拾い、遺跡を発見することが基本となる考古学の分野です。日本の中でこれだけ発掘調査が多く行われても、地道なフィールド調査抜きにはこの分野の研究の進展はありえません。グループ研究はとても大事なのです。もし興味があったらどなたでも参加して下さい。
なお、1998年までは、「福岡県旧石器文化研究会」と称していましたが、研究会の話し合いで1999年より行政区分を示す「県」を省くことになりました。
本ホームページの基本姿勢
1.旧石器時代研究へのご理解があれば、性別・年齢・職業・住所などによるいっさいの差別や区分を致しません。よって、特定個人の発表などの紹介では、それをあらわす項目はやむを得ないと判断される以外は掲載しません。ご了承下さい。
2.また、特定個人や団体に対しての誹謗・中傷と受け取れる話題や記事はいっさい掲載しません。ただし、その判断は管理人が行います。
3.このほかインターネット上で発生したさまざまな問題は、法整備が不充分な現在、管理人としては出来る限り誠実に対応したいと考えています。ただし本サイトの情報規模は年々増大し、管理が不充分な点も多くあると思います。参加型のウェブサイトを望んでいますので、可能なら閲覧される個々人のご協力と良識を期待致します。
以上、よろしくお願い致します。
1.研究会…年に数回(およそ二月に一回程度)の勉強会をおこないます。実際に石器などを手にとって話し合うこともあります。また、各地の研究会にも参加します。
2.調査見学…遺跡や黒曜石原産地、発掘現場などの見学会をおこないます。年に一度は宿泊研修旅行もやります。
3.サマーキャンプ…夏には高原に出かけてキャンプを設け、合宿します。集中的な踏査、勉強や石器観察などが目的です。中年組は夜のバーベキューとビールが目的のようです。春にスプリングキャンプも開催したことがありました。
4.発掘参加…九州内の旧石器遺跡の発掘に参加します。もちろん、発掘は大変シビアですので、許可が得られる場合だけです。
5.ハカタントロプス・カップ…年末恒例のボーリング大会です。なぜか異常に盛り上がります。
6.出版…「連絡誌」を発行したり、会員共同による調査報告を学術雑誌に投稿しています。
過去のウェブサイト企画(読んだらためになる…かも?)
岩宿発見50周年企画「九州旧石器の狩人たち」
「おサルのことわざ」シリーズ