【5月15日(月)】(バンコクポストより)

 

・シンガポールがHIVキャリアの入国を拒否

 タイ人を含む9人の女性の入国を拒否した。シンガポールに住む男性と結婚している女性達でタイ、インドネシア、中国、フィリピンから入国しようとした。

 

・UBCがたばこ法を拒否へ

 ケーブルTVのUBCは、政府がたばこ喫煙シーンの放映を禁止する動きをみせていることに対し、反対する方針を明らかにした。法規制によって行政府が介入する口実を与えるのを嫌ったものとの見方が強い。

 

・砂糖の生産業者がデモか

 さとうきびの栽培農家や砂糖製造業界は、16日(火)に王宮前広場で大規模なデモ行進を計画している。政府からの金融支援が不十分なのが理由で、政府買い上げ価格の値上げなどを求めている。

 

・BMWが工場を開設

 今月19日(金)にラヨーン県にあるBMWの工場が竣工し、チュアン首相が出席する。独の自動車メーカーが工場を新設するのは初めてで、首相みずからの出席となった。

 

・タイ第二のCATVが今月誕生

 UBCに続くペイ・チャネル「ワールド・スター」が今月から放送を開始する。娯楽番組からドキュメンタリまでの総合チャンネルで、タイ在住の外国人やホテル向けを中心に売り込んでいく。

 

・メディア広告が復調の兆し

タイ広告協会によると、今年1月から4月までの広告収入は、102億7000万バーツで、前年同期に比べて20・06%も伸びた。伸び率が最も大きいのは新聞で30%、ついで雑誌の25%、売上げ規模が大きいTV、ラジオも20%増となった。広告主では、TVやエアコンの家電製品業界、携帯電話、ミュージックCDなどエンターテイメントが上位を占めている。

 

 

 【5月16日(火)】(バンコクポストより

 

・スラムで火事

 バンコク最大のスラム、クロントイで火事が起き、10時間も燃え続けた。台所の火の不始末が原因らしい。

 

・バンコク都知事選が本格スタート

 7月12日に行われるバンコク都知事選挙が本格的な火蓋をきった。スダラット候補は都内に鉄道網を新設することを公約、一方のパベナ候補は人材開発センターの新設などを明らかにした。両氏ともに女性候補で、今回の都知事選は「女性同士の戦い」でもある。

 

・「小渕は友達」

チュアン首相は小渕首相の死にふれ、「小渕首相は私の友人だった」と語った。通貨危機後に設立した新宮沢基金に触れたもので、さらに「今年タイに来たときに、タイからの農産物輸入の増加を承諾してくれた」とも述べた。

 

・ミャンマー大使館で爆弾騒ぎ

 バンコクにあるミャンマー大使館に爆弾を仕掛けたとの脅迫電話があり、日曜日から月曜日にかけて警察が捜査に乗り出す騒ぎになった。

 

 

 【5月17日(水)】(ビジネスデーより

 

・タイがベトナムに負ける

 タイのコメ輸出は今年4月に40万2000トンと前年同月比で19%も減った。ライバルであるベトナムが低価格のコメ輸出を促進しているためで、「コメ輸出世界1」の位置が危なくなるかもしれない。

 

・タイは低金利政策を維持へ

 米連邦準備委員会(FRB)が公定歩合を引き上げたことについて、タイ中銀(BOT)のチャットモンコン総裁は「タイのインフレを誘発する可能性は少なく、当面は低金利政策を維持し景気回復につとめる」と発言した。

 

・砂糖業者に金融支援

 内閣は16日、砂糖業者に総額53億2000万バーツの金融支援を行うことを了承した。農業共同組合銀行(BAAC)が行う。

 

 【雑感】本日、タイは休日です。英字紙バンコクポストとネーションは休刊。なぜか土日は休みのビジネスデー紙は通常通りに発行しています。ついでに私も仕事。終わったら少し酒でも呑むか。