Snow Flakes
見上げれば果てしない雪が
どこまでも時間の沈黙に埋まる
廃墟の地が夢の森へと
そして大地が透明な砂へと
変わるのを待っている日々

世の中の速度に屈した僕ら
毎日がワンテンポ早く起き慣れる
心の行き場無くした人よ
夜の街灯で身を暖めてる人もほら
今だけは笑顔でいてほしい

心凍らさないようにただ夢中で薪を燃やす
色んな忙しい風景に神様からの贈り物

白い空気は空から僕らを抱擁しに来る
当たり前のことなのに無邪気に嬉しい
みんなが見惚れる純粋さを見つけて
僕も荒息を重ねて
舞い降りたその雫に恋する
その雫だけに恋する 

そっとしてほしいって囁く鳥
キャンドルのろうが溶ける美しさ
波止場は歯車仕掛けへと
そして地形は幸せ溢れる場所へとさ
変わるのがまちどうしいよ

足場のない暗闇を乗り越えた明かりの射が
僕らが纏ってたプレッシャーを脱がす

走り出す列車の煙が雪に戯れて消えて
地上に積もる冷たさに明かりが燈る
そして愛を求め合う空間が堕ちてきて
僕は荒息を重ねて
舞い降りたその雫に恋をする

雲の行方を追っている暇などないけど
淡い歴史に語り続けられるWhite Days

白い空気は空から僕らを抱擁しに来る
当たり前のことなのに無邪気に嬉しい
みんなが見惚れる純粋さを見つけて
僕も荒息を重ねて
“溜め息浅くなれ!
風景よ、色褪せないで” そう叫ぶさ

見上げれば果てしない雪が
どこまでも時間の沈黙を染めていた




























まさまさ
2004年08月01日(日) 13時45分15秒 公開
■この作品の著作権はまさまささんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
雪の美しさやその周りの風景を表現できればと思いました。

<--- リストの中からこの作品についての評価を選択してください。 現在のPOINT [ 0 ]
この作品の感想をお寄せください。
お名前(必須) E-Mail(任意)
メッセージ
戻る
[ 感想記事削除 ]
PASSWORD