flower
柔らかい陽光の下 髪を透かせる君は
今も何処か 異国の空気を 
残り香の様に漂わせて居た

花弁が……零れて 零れて 零れて
本当は 解らないけれど
幸福そうに見えた

冷たいアスファルトの傷に
一つの種が落ちた時
其処から花は咲き出でて 全てを包んだ

陽だまりの中 笑う君は…
教えてよ ねぇ

何処に行ってしまったの?

白銀 雅
2000年12月01日(金) 12時57分31秒 公開
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■作者からのメッセージ
えーと…此れはですね…前のやつと同じ人について書いたものです。あー、彼の拗ねた顔が目に浮かぶ……。

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