※一部工事中です。 ■PC−8001で音楽演奏 PC−8001本体のみでは,音楽演奏に適したハードウエアを搭載していません。 サードパーティーから様々な追加ハードが発売されていました。 ただ,本体のみでもなんとか音楽,というよりも,音階を出力することが可能でした。 8001mkIISRにはFM音源が搭載されています。 □本体のみで音階を出力するソフト編 ブザー(BEEP)のオン,オフを高速に切り替えることにより音階を実現させていました。 ゲームではよくこの手法で効果音を出していました。 (88mkII以降ではこの単音を鳴らす専用のポートが用意されています。原理は同じです。) ここでは,自分で音階を指定して演奏できるものに限って紹介します。 ・リアルタイムアニメーションツール(RAT) 工学社「I/O」掲載 (8001,8801(Nモード)全対応) 音階演奏のみでなく,グラフィックも拡張命令を搭載して8001でアニメーション開発 を試みるソフト。 たしかBASIC未使用命令"TALK"を音階演奏に割り当てていたと思います。 □ハードを追加する編 ・PCG−8100 「PCG」とは「プログラマブルキャラクタジェネレータ」のことで,8001の弱点である グラフィックを強化する目的の要素が濃いのですが,ついでに単音を演奏する機能もついて います。後期に発売された同型には,三重和音まで可能であったとのことです。 ただ,このPCG用としての音楽演奏に特化したソフトは見ることができませんでした。 初代8001用です。80mkII用には「PCG−8200」が発売されていたようですが, 実物は見たことがありません。80SR用には「8200」でいけたのか,なかったのかは不 明です。 エミュレータ「M88」では拡張モジュールで対応しています。 ・PSA 「プログラマブルサウンドアダプタ」の略と思われます。 PCG−8100と互換の基板を初代8001に内蔵して使います。 「I/O」に掲載されました。 ・SOUND UNIT アドコムが発売していた基板です。 SSG三重和音が演奏できます。演奏はBASICでMMLを配列文字変数に代入し,マシン語 ルーチンを呼び出す形でした。 拡張ユニットを購入し,付属のICを1つ付け足すと六重和音になり,また譜面入力できるソフト も付属していました。演奏時には音程にあわせてカーソルが飛び回るという,見ていても楽しめる ものでした。が,このときはかなりCPUに負担がかかるようで,演奏はテンポがゆらぎます。 カーソルを飛び回らせずに演奏するとそこそこゆらぎなしに聞くことができます。 私はこれで数曲入力しました。 エミュレータ「M88」では拡張モジュールで対応しています。 [NEW!]■SOUND UNITのデータをディスクに読み書きするプログラム■(2006.9.3) 六重和音の付属ソフトはデータの読み書きをテープにしてましたが,これをディスクにするパッ チあてをします。ディスクはアスキーに掲載されていたマイクロディスクBASIC(MDB)です。 ダウンロードはこちらから。 SU6UP.LZH (15759bytes) 実機でもエミュレータでも対応できるよ うに構成しています。 ・CMU−800 アムデック(現ローランドDG)が発売していたハードウエア。 まだMIDIが普及していなかったころのわりと本格的な外付けコンピュータミュージックハード。 ハープシコードぽい音色の6重和音とリズム音源を内蔵しています。 他に対応ユニットを接続し,音色を変更することもできました。アナログシンセぽく,つまみを 上下して好みの音色を作り出していました。 確かシーケンサ出力ぽいものもあったような気もします。これを使って他にシンセサイザーを接 続することもできたようです。 8001用以外にもMZ用,FM用のI/Fがあったと思います。 エミュレータには対応しているものはないようです。 ・MPU−401+MIFPC8 ローランドのMIDI I/F。持っているけど使ったことがありません。 ■PC−8801で音楽演奏 初代88では音楽演奏に適したハードウエアを搭載していません。 88mkIIでは単音のみ演奏可能でした。 88SR以降ではFM音源が搭載されています。 □単体で音階を出力するソフト編 (工事中です) □ハードを追加する編 (工事中です)