Taro's Diary:June '99


18/Jun/99

 前回は何だか知らんが、ダフ屋の話ばかりになってしまった。まあ、肝心のライブの中身は「The Fun of C&A」で見ていただければ、どんなだったかはご理解いただけるだろうから、あえて書かない。

 ていうか、今日、日記書こうと思ったのは、あれだよ。坂本サトル。Mステに初出場したんだよね。しかも、トリ。紅白でトリといったら大ベテランだったりするわけでしょ?てことは、すごいんだよ。サトルさんは。でも、隠れサトルファンとしてはがっかりだなあ。せっかく歌うんだったら、最後まで歌わせてやりゃあいいじゃん。宇多田ヒカルの話もいいけど、やっぱ、歌番組なわけじゃん。歌が優先じゃないの?中途半端じゃ一番いけないよ。まあ、短い時間の中だったけど、サトルさんは一生懸命歌ってたから、よしとするか。ギター1本のスタイルもよかったし。つうか、ギター1本だったら、スタンバイなんてそんなに時間かかんないんじゃないの?まあ、いいや。

 でも、ほんと宇多田ヒカルはうまいね。だいたい初出演の人は緊張して、実力が出せなかったりするんだけど、さすが平成の歌姫。初出演なんて何のその。タモさんとちゃんと会話できてたもんね。すごいや。僕だってCHAGE兄と喋る時は緊張するもん。ていうか、私はCHAGE兄と直接会話したことなんてないと思った。

 あと、吉原コータが頑張ってるね。このまま代表のレギュラーとれるといいね。話題が変わり過ぎ。以上。


Jun/11/99

 武道館、行って来ました。とにかくすごかった。感動した。あそこまでやってくれるとは思わなかった。やっぱりC&Aは実力が他と桁違いだね。楽曲、歌唱力、パフォーマンス、ステージ構成(ステージ自体もそうだし、曲順も)・・・。とにかくすごかった。感動しました。やられました。これ以外に言葉が見つからない。

 ライブ開始そうそう、おもいっきり裏切られた。もちろん、いい意味で。1曲目があれだなんて、ちっとも思い付かなかったし。「アップテンポ→ミディアム(か、バラード)」もしくは「その逆」に生まれ変わらせる決断力、実際に出来上がった完成品。とてもとても感心する。敬服しました。2時間は確かに短かったけど、でも物足りなさを感じるくらいが、またそれはそれで、いいと思う。

 わざわざ、札幌から東京まで行ってよかった。とてもお金がかかったし、とても疲れた。でも、金額とか距離とか、そんなのはC&Aに会えることを考えたら、ちっとも苦にならない。ならば、2日とも見ればいいじゃないかとも思われるが、まあ、ダフ屋から買うくらいなら、見れなくてもいいかなとも思うのだ。

 武道館のダフ屋はすごかった。それだけC&Aがすごいということなんだろうけど。あいつらはなんとかなんないのかな。いっそのこと法的に処分すべきじゃないのか?昨日見たダフ屋の中には、過去何度も見たことのある奴もいた。武道館だけではなく、札幌でも見た。僕は、あそこまで落ちたくはない。人が苦労して作り上げた作品で、何の苦労もせずに儲けようと言う考えは、決して許されていいものではない。法に触れるとか触れないとかで言ってるのではない。人間としての「倫理」または「良識」で言っているのだ。彼らは自分のやっていることに、プライドを持てるのだろうか。まあ、プライドなど持てないから、あんなことやってるんだろうな。

 「職業に偏見は持つべきではない」と言われるかもしれないが、私は自信を持って思う。「あれは職業じゃない。たんなる犯罪者だ。」もちろん、奴らからチケットを買う連中も、私には本当のファンとは思えない。

 まあ、こんなところで怒っても仕方がない。ダフ屋さえいなければ、本当に「素晴らしい」だけのライブだったのにな。