Taro's Diary
/ January, February & March 2001

2001.3.23

 生茶(キリンビバレッジ)のヒットにすがろうとした各社の製品。

  旨茶(アサヒ飲料)
  まろ茶(コカ・コーラ)
  熟茶(サントリー)

 他にもあったような気がするけど・・・まあどうでもいいや。とにかく、名前で分かる通り、オリジナリティーを出そうという意志がまったく感じられない。

 これだけ不況なんだからさ、安定志向になってちぢこまっちゃうのも理解できるんだけど。でも、もっと新しいものを作ってやろうという冒険心や、次の好景気を生み出そうという気迫を持ってる企業じゃないとこれからはダメだな、と思うんだよ。就職活動している身としてはさ。ていうか、就職活動してなくても、それくらいのことは誰でも誰でもわかるでしょう?

 一介の大学生が生意気なこと言ってるようだけど、みてるんだよ、選んでるんだよ、こっちだって。

 未来や哲学が見えない企業は潰れるべきだ。銀行でも政治家でもなんでも。壊死を起こした部分は切除しないと毒が全身に回るんだ。

2001.3.7

 今日は特に話題がないので、ちょっと前にあったことを日記風に。

 2月24日。キーボードが壊れた。 hを押すと、となりのjもいっしょに入力される。 nを押すと、となりのmもいっしょに入力される。 yを押すと、となりのuもいっしょに入力される。 は行が打てない。な行が打てない。「ゆ」は打てるけど、「や」と「よ」が打てない。 ふつうに使ってたらとつぜん、この症状が起きた。

  OSがおかしくなったのかなと思い、再インストールしても、新規インストールしても症状が直らないので、キーボードがこわれたという結論になった。

 ヨドバシに行って新しいキーボードを買ってきた。 英語版の方が3000円程安いので英語版を買った。違いはキーにカナが書いてないことと、「英数」「カナ」キーがないことと、キーの配列が少々違うこと。慣れればどうってことないさ。 キーボードは国際的。

  3月1日。 8歳の犬が死んだ。

 2〜3日前からまったく元気が無くなってた。何も口にしなかった。朝、起きたら、死んでた。

 僕が飼いはじめた犬じゃないので僕はそれほど面倒見てないのだけど、近付いたり声をかけると、とても喜んでたし、犬の名前を呼ぶとぐるっと回る芸をしこんだのは僕だった。

 もらったときは子犬だったのだ。8年間ずっとうちの庭で暮らしていたのだ。家族同然の犬だったのだから、もっとかわいがってやればよかったな。犬が僕を好きだったくらいに、愛してあげればよかった。

 いま、家には猫が3匹いるんだけど、こいつらが死ぬところをいつか見ないといけないのだと思うと、また寂しくなった。

2001.2.21

 就職活動で忙しい。

 でも、あまり乗り気ではない。流れに乗って活動しているという感が否めない。

 そんなだから、合同企業セミナーに行っても、興味を持てる企業がなく、さらさらっと2社くらい流して帰ってきてしまう。積極的に説明を聞きたいのではなく、わざわざ来たのだから数社は見ておかないともったないな、くらいの気持ち。

 実現したいことはたくさんあるんだけど、それをぜんぶやることができる企業がない。企業に就職すると選択肢を奪われるような気がして、就職活動に乗り気がしないのだろうな。

 自由業になりたい。上司の許可も部下の賛同もいらなくて、自分が思い立ったことを自分でやりたい。チームの一員としてではなくて、自分主動で。でも、自由に動くためには、人材や経験や信用が必要だろうから、今はそれを手に入れるための活動だと理解している。

 でも、あくまで根回しの期間だからね。こんな活動は、やっぱりやりたいことじゃないんだ。

2001.2.2

 どうも。誕生日の時はいろいろとありがとう。

 学校で試験が終わってバイト行く途中、ふだんのようにヨドバシカメラを通っていこうとしたら、やけに入り口の前が混んでる。

 で、なんかパトカーも来てたから、自動車事故かなと思って、近付いて行ったら、店の中には誰もいない。

 中にいた客がみんな外に出されたようだ。店内には警備員もいる。

 エスカレーターで店員がぞろぞろと降りてきた。

 「え、強盗?」と思ったけど、そのわりにはパトカー3台と装甲の厚そうなバスが止まってるだけだ。周りの空気もあまり緊迫した様子でもない。

 なんとなく何ごとかわかってきた。近くの人に「なんかあったんですか?」と聞いてみたら、「なんかバカなやつが爆破予告したみたいですよ、いひひひひ」と答えてくれた。地味に、爆破予告の場にいたこと、これで2回め。

 バイトが終わって午後8時に再びヨドバシに行ってみたら、何ごともなかったかのように営業してた。警備員の目がいつもより厳しかったし、店員さんもなんか暗かったけど、午後8時にあの場にいた人の多くはそんなことがあったなんて、知らないんだろうなと思った。ニュースにも流れないし。

 それにしてもたくましいね、ヨドバシカメラは。

2001.1.22

 村上啓介さんが札幌でライブをするということで、北海道スタッフになった。

 というわけで、現在、このTaroPage内に「啓介さん@北海道」のページを作成中。そろそろ公開できると思うので楽しみにしていて下さい。

 啓介さんイメージやTeam道産子のロゴ、チケット・ポスターなどのデザインはとうのさんが手掛けてるんだけど、これがすごくかっこいい。自信をもって売り出せるデザインだなので、このチケットを是が非でも手に入れてほしいものだ。

 ていうか、北海道ライブ、いいライブになると思うので、ぜひ来て下さい。

村上啓介 LIVE TOUR 2001
新世紀ゆらりゆられ

3月31日(土)
開場: 18:30/開演: 19:00
会場: FAB FOUR
 札幌市中央区南3条西2丁目HBC三条ビルB1
前売: 3,500円/当日: 3,800円

 

2001.1.15

 いま、大通公園では足組みが建てられはじめてる。ふだんは8丁目からでも1丁目のテレビ塔がまるまる見えるんだけど、いまは鉄筋でテレビ塔が隠れてる。プレハブ小屋も出来てきた。なんでそんなことになっているかというと、もちろん、2〜3週間後に始まる雪まつりのためだ。

 テレビなどでよく映される雪像は巨大なものが多い。だから、実際に雪まつりに行ったことがない人の仲には、すべての雪像があれくらい大きなものだと思っている人がいるかもしれない。

 あの大雪像の多くは、自衛隊が造っているものだ。訓練の一貫として、毎年やっているらしい。何の訓練かはよくわかんないけど。

 実は大きな雪像だけじゃなくて、小さな雪像もけっこうあるのだ。市民参加のものが。

 大通公園9丁目は毎年、市民が雪像をつくるコーナーになってる。ここに雪像を造る権利は抽選で選ばれることになってて、倍率はだいたい5倍くらいだそうだ。

 いま、どういうわけか、雪像のデザインを考えてくれといわれてる。テーマなど具体的なものは明かせないのだが、まあ、これがなかなか難物で。

 「市民の造るやつだから、高々2mくらいのものだろう」と思ったので、それくらいのイメージばかり頭の中にあったのだが、実際に造るのは高さ3mもあるやつらしい。

 今日が締め切りだったのだが、予想より大きさが違うということで、最初から練り直すことになった。期限は明日まで。

 一旦できたイメージがなかなか消せなくて、新しいネタが思い付かない。まいったな。

 ソロのために、今まで作っていた6曲をすべてボツにして新たに全曲なおしたChage兄ってすごいなと思う。

2001.1.11

 どうも。2001年迎えちゃいました。今年もよろしく。

 小学校の頃、2001年の僕は22歳になって、春から社会人になるんだと思ってた。

 そろそろ22歳になることは確実なんだけど、どこでどうまちがったのか、2001年の春はまだ大学生。1年分予定が狂っちゃった。浪人するというとこまで計算してなかった。

 でも、もしストレートで合格してたら、今の自分は絶対ないだろうな。少なくとも、いまの大学の友人と出会うこともなかったろうし、今のバイトをすることもなかっただろう。たぶん、今の自分はうまく行ってるんだと思う、落ちたおかげで。

 運命というのはあまり信じたくないんだけど、行くべき方に導かれてきた気がするんだ。

 挫折したら、「今は辛いけど、それが自分の運命で、これがいつか自分にいい結果をもたらすんだ」と思おう。

 うまくいったら、「運命なんかじゃなく、自分の努力や能力や運のおかげだ」と思おう。

 自分の都合でものを考えるのは決して悪いことじゃない。