Taro's Diary May 2000

2000.5.30

 今日の札幌は晴れ。家の中にいてもけっこう暑い。そんな中、もう風邪はひどくないんだけど、午前の授業を回避した。出席数と協議したら、行かないことになった。ていうか、本当は電車に間に合いそうになかったからサボった。午後は出席する。

 僕の風邪が最終段階「痰がからむ」に入ってきました。24時間テレビでいえば、『負けないで』がかかってる頃です。

 そういえば、あとでASKAツアーとCHAGEイベントのチケット代払いに行かなきゃな。今回のASKAツアーは、真駒内初日は3人で、2日目はひとりで行くことにした。去年一緒に行った友だちも、FCに入ったため、自分で申し込むらしい。他に行く人が見つからなかったので、ひとりで見る。代々木は難しいな。

 コンサートにひとりで行くのに、気が引けるという人が良くいるが、僕は全然平気。むしろひとりの方が、気兼ねなく自分に入り込めるので楽しめる。実際、去年の武道館もカウントダウンもひとりだったし。

 ていうか、チケット代で今日は35,000円減っちゃうのか。つらいな。分割方式とかつくってほしいよね。


2000.5.29

 久しぶりに風邪を引いた。風邪が流行るころには必ず風邪を引いてる。ある意味、流行に乗り遅れない僕。

 今週いっぱい、この風邪は続くだろう。今回も風邪の症状の順は例のパターンを踏んでいる。

 順1)喉が痛くなる。
 順2)鼻水がひどくなる。
 順3)寒気がしてくる。熱は出ない。
  同時に、ティッシュ2つめの箱をあける。
 順4)くしゃみが出てくる。
  同時に、ティッシュ3つめの箱をあける。 
 順5)だるい。咳が出てくる。
  鼻の下が荒れる。

 土曜日に1)が始まり、4)まで進行した。日曜日には2)と3)がおさまったが、4)が残り、5)の症状が現れた。

 日曜は起きてからずっとだるかったのに、それでも桑園に行って勝負したのだから偉い。買う時は穴党ゆえ、掲示板でやった予想通りには買わなかった。結局、3年連続で惨敗した。

 しかも、偉いことに、闘病生活中にもかかわらず、今日も学校に行った。最後の授業はあえて戦わなかったけど。学校に行ったということはつまり、風邪なのに教育テレビを見てない。病人として失態を演じてしまった。明日は頑張る。


2000.5.26

 渡瀬マキさんの出産で活動を休止してたリンドバーグが再結成です。YAHOO!のエンタテインメントニュースを見た時、タイトルの「渡瀬ママ復活」をどう勘違いしたのか、最初、渡瀬恒彦が出産したのかと思った。んなわけないだろ、と中身を読んだら、リンドバーグのことだった。リンドバーグのヴォーカリストの名が渡瀬だったことを忘れてた。

 「Taro Music」の中でも数曲紹介してる通り、リンドバーグが好きだ。少年っぽいボーカルとポップな明るくて親しみやすいメロディーが気分を明るくしてくれる。

 ていうか、実はリンドバーグのライブではイタイ思い出がありまして。今から4、5年前、初めてリンドバーグのライブに行ったときのこと。

 会場に着いたとき、一緒にいたみんなのお腹が空いててライブまで持たなそうだ、ということで何か食べようということになった。それで、会場のすぐそばにある食堂に向かった。

 僕は、カレーライスにした。注文してなかなかカレーが来なくて、しばらく時間が経ってやっと着いた。かなり時間も余裕が無くなってきたので、大急ぎで食べ、大急ぎで会場に向かった。

 会場に着いて、ライブが始まった。ボーカルの渡瀬さんが盛り上げ、ギターががんがんなって、ベースがリズムを刻む。1曲1曲、とても楽しんでた。

 しかし、数曲目から、なんだか気分が悪くなってきた。川添さんのベースの音が足下から胃を締め上げる。でも、ライブの楽しさの方が気分の悪さを上まっていたので、気にせずライブに熱中してた。ライブが一旦終わり、アンコール。

 ここで選択を誤った。気分の悪さはかなり達していたが、もう少しで終わるだろうとタカを括り、なんとか僕を苦しめるベースに耐えて、アンコールに入った。最後まで座席にいた。ライブの良さと苦しさとが複雑に混じりあった気分の中、ようやくライブが終わった。ベースに勝った。

 アンコールが終わった直後、なんとか耐えたことに安堵したとたん、せき止められた物が喉元まで一気に駆け上がってきた。それは高校の修学旅行のとき、横浜ランドマークタワーで乗った、たった15秒で64階まで上がっていくエレベーターのようだった。スターターがピストルを撃った瞬間、一気にトイレに駆け込んだ。再び胃の中は会場に着く前と同じ状態になった。ライブが跳ねたのと戻したのとで、気分も体調も爽快になった。ベースという楽器の威力を思い知らされたライブだった。なんとか耐えたので、勝負はドロー。

 「ライブ前に物を食うな」--僕が今も守っている、「曲を少しは覚えておく」より大事なライブの鉄則である。あと、気分が悪い時は無理せずに席を立て。


2000.5.25

 どうして、うちの大学は変な時間割を立ててくるんだろう。

<私の時間割>
月曜日・・2コマ目、3コマ目、5コマ目。
火曜日・・1コマ目、2コマ目、5コマ目。
水曜日・・1コマ目。
木曜日・・1コマ目、5コマ目。
金曜日・・3コマ目、4コマ目。
土曜日・・授業取ってない。

 水、金はいいとしよう。火曜日の2コマ空きと木曜日の3コマ空きはいったい何だ。喧嘩売っとんのか。

 この火曜・木曜の空き時間には僕の学科が取れる授業は1個も開講されてない。講議でヒマを潰すことができない。しかも、面積の狭い大学ゆえ、3時間半から5時間もの時間を過ごす場所もない。頼みの綱、コンピュータ教室は混んでるし、かなり古いWinだし。サークルにも入ってないし。

 というわけで、毎週火曜と木曜は、午前の授業のあと、わざわざ1時間かけて家に帰ってきてるのだ。で、再び4時に始まる授業のために、3時にまた家を出る。1日に2回も登下校してるのだ。おかげで昼の食費は殆どかからないし、交通費も定期だから何度改札通っても運賃取られないのはいいのだが、残り1個の授業に出るために2度目の出陣をするのは結構ブルーだ。

 それに、うちに帰ってきても昼のテレビってつまんないんだよね。だから、うちにいてもヒマになる。ということはつまり、火曜と木曜のコラムは、はっきり言って暇つぶしなんですねえ。

 でも、こんな面倒な生活にも少しの光が見えてきた。大学の友だちが一人暮らしするために、明日、大学から歩いて5分位のすぐ近くに引っ越すのだ。これはすばらしい。暇つぶしできるところがひとつできる。とてもいいことだ。

 ただ、彼は雨が降ると学校に来ない。その上、少しでも遅刻したら授業に出ないという変に律儀なところがある。だから、引っ越しても学校に近い分、余計学校に来なくなるのではないかというのが、我々の軽い不安。


2000.5.23

 ASKAツアーのタイトルが、シングルと同じ名の「GOOD TIME」に決まったそうだ。前回のC&Aが「電光石火」だったので、今回も四字熟語で「四面楚歌」とか「先祖代々」あたりだろうと予想してたが、大きく外れた。

 今回も真駒内は全部行きたい。ていうか、全部行く。ついでに今回は是非、代々木の初日にも行きたい。代ゼミじゃなく体育館の方。C&Aのホームグランドに行きたい。代々木はやっぱりC&Aのホームって感じがする。

 代々木のメインはもちろんライブだが、「代々木でC&Aファン仲間に会いたい」というのもある。年末に福岡でたくさんの人に会えて楽しかったから、こう思えるんだろう。ふだんはチャットでの会話でも、人間やっぱり「Face to Face」が肝心だ。・・・といいながら、チャットでは饒舌な私だが、実は人見知りをするので、不安と言えば不安。その人に慣れちゃえば、こっちのペースに持ち込めるんだけど。

 ただ、金銭的な問題が今回もあってねえ。福岡はひとりの力で行けたけど、そこに辿り着くのが大変だった。福岡行きの飛行機チケットを手に入れた後も、ギリギリだったから。

 しかも、代々木の直後に真駒内だし。でも、代々木の直後の真駒内で、どのように曲順が変わってるかも楽しそうだし。変わってないかもしれないけど。

 来年は就職活動だし、今年くらい最高の贅沢をしたいのだ。と去年も同じようなことを考えてた気がするが、気にするな。


2000.5.22

 毎週、月曜日は大学が2コマ目からなので、午前8時半に起きる。その時刻には家族は皆、家から出てる。たまに忘れられることもあるが、ふだんは、味のない朝のパンなどの朝食がテーブルの上にあるので、新聞を読んだ後、朝食を食べて、学校に行く。

 今朝はおにぎり2個だった。中身は鮭。テーブルに着いたら、今週も既に海苔だけ猫に食われていた。爽やかな1週間のはじまりだ。どうせなら米も食え。


2000.5.21

 今日のオークス、的中させていただきました。私の予想は掲示板の方の予想を見ていただければ、お分かりになります。

 今年行われたGIレース5つのうち、桜花賞、天皇賞・春、今日のオークス、既に3つ当ててます。牝馬クラシックは2つとも制しました。GI成績は勝率6割。これからも頑張って予想して参ります。ていうか、本命は外してるんだけどね。ま、他で当てればOK。

 ていうか、オークスはすごかったんだけど、いちばんびっくりしたのは、昨日の東京のメインレース「目黒記念」。TVでレースを見て、その結果に唖然とした。

 なんと、あのステイゴールドが、ついに勝ってしまった。実績のある馬が勝っただけなのに、レース後の府中は「まさか」と「やったね」という2つの雰囲気でどよめいていた。ステイゴールドの2着を楽しみにしている人は、僕以外にも結構多いもんなんだと思った。

 世間では念願の重賞初勝利と祝ってるが、僕には彼の勝利がとても残念でならない。

 ステイゴールドは、数々の重賞レースで尽く2着3着を重ねてきた。去年は「天皇賞・秋」でも2着し、スペシャルウィーク-ステイゴールドという、誰もが一度は頭に浮かぶであろう簡単な組み合わせで万馬券を演出した。今年もAJC杯と日経賞でも2着だった。他にもさまざまな重賞レースで2着を重ねてる。通算して、重賞レースでは2着が7回、3着も7回。今まではどうしても勝てないけど味のある「名脇役」だった。

 稀代のシルバー&ブロンズコレクター、ステイゴールド。名前と成績とのギャップがとても面白かった馬。気合い入ってるんだか入ってないんだか分からない差し脚の中途半端さ、詰めの甘さが好きだったのに・・・。目黒記念で勝ってしまって、単なる「重賞を勝った馬」に成り下がってしまった気がして無念さで一杯。昨日のことを反省して、次回からは心を入れ替え、また2着&3着の道をひた走ってもらいたい。とりあえず次は宝塚記念を狙ってるそうなので、グラスワンダーの「2着」になってほしい。

 ここまで読むとステイゴールドをけなしているようだけど、僕はこのステイゴールドが好きなんだ。名大関って感じでしょ?貴乃花と若乃花の関係に似てる。横綱としてかつてはめちゃ強かった貴乃花より、大関の地位で頑張って横綱になっちゃってからダメだった若乃花の方が人気だったんだ。なかなか優勝できないからこそ愛情が注がれるところが、ステイゴールドにはあった。そういう主役になれない人や馬が愛されるところが日本の良さだと思う。今、僕の後ろのTV「知ってるつもり?!」で紹介されてる、千秋実さんのように。

 でも、ずっと勝てなかった馬であっさり勝ってしまった武豊という人は、ほんとにすごいジョッキーなんだなあと改めて感心した。

 あと、今日、やっと初優勝した「脇役」、魁皇もおめでとう。


2000.5.19

 新聞休刊日以外は、毎朝、起きたらとりあえず新聞を読む。うちは朝日新聞。なぜか夕刊は取ってない。毎朝忙しい時間に新聞をゆっくり読むことによって、朝食がとれず、さらに電車に駆け込む羽目になることもよくあるが、必ず少しは読むことにしている。

 新聞を読む順序的には、最初にテレビ欄をぱっと見て、「ののちゃん」読んで、社会面をさーっと流しながら面白い記事は読み、スポーツ面めくって社説も興味ある中身だったら読んでトップ記事に行く。だいたい、細かく読む時間はないので、ほとんどが流し読みだ。しかし、朝の習慣としてかならず熟読しておくものが最後にある。それが「天声人語」だ。

 私もここに「コラム」という身がなく名ばかりのものを書いているが、天声人語には遠く及ばない。自分の文章力のなさにがっかりくるほどだ。

 新聞のコラムを書くには、膨大な知識と常に新しいことを学ぶ努力、読者の目を引き付ける内容を65行にまとめ文章力が必要だ。しかも、トップの一番下にある天声人語は、いわば朝日新聞の顔である。責任重大な仕事である。このような大変な作業を毎日、1日も休まずに同じ人が書いているのだからすごい。毎日、これをこなしている朝日のコラムニストは尊敬に値すると思う。

 私は身の回りで起きたことを書くくらいがせいぜいで、それほど面白いネタでもないのに、ただダラダラと、ただ何となく書いてることがあるし、ネタがないこともしょっちゅうある。でも、「天声人語」を僕の目標にしようと、この欄を「Diary」から「Column」にしたのだった。人に読ませる以上は、自分のできる限りの力で書き上げようと思う。

 最近、この「TaroPage」で、わりとこのコラムが人気らしいことがわかってきた。そのわずかばかりの方々の人気にも応えるため、書ける時はなるべく毎日、ここにコラムを書き、自分のふがいない文章力を鍛練していこうと思うのだった。

 とりあえず、天声人語の前にSTV(日テレ系)「号外!爆笑大問題」のコーナー、「今週のコラム」には勝てるようにしたい。あのコーナーで太田さんは、たまに(わりと)ハズしてることが多いから、なんとかなるような気がする。


2000.5.18

 昨日まで雨続きだったが、今日は快晴。まさに五月晴れ。暑い。電車の中で上はTシャツだけの兄ちゃんもいた。でも、Tシャツだけってのはまだ寒くないか?

 さて、昨日、面白いことを発見した。家の2匹の猫の子供の方(オスなのに何故か名前は「ティナ」)が、外に出ることを非常にいやがる。というか、ものすごく恐怖を覚えているらしい。

 考えてみれば、ティナは去年の夏に妹の部屋で生まれて以来、たったの一度も外に出たことがなかったのだ。生まれてから数カ月はまだまだ小さく1匹で歩かせるわけにいかなかったし、ひとりでちゃんと歩けるようになった時には、すでに雪が積もってたから外に出ることもなかった。雪が融けても、まだ去勢してないから、ひとりで外に出すわけにもいかなかったので、ずっと家の中にいた。

 そんな中、昨日、たまには外を散歩させてみようとおもった。母猫のミヤは、しょっちゅう家から逃げ出すので、ティナも手を離したらどっかにいってしまうだろうと思い、首輪にひもをつけて、ティナを抱きかかえて外に出ようとした。ティナの初外出である。

 ところが、ティナはものすごい力でドアにしがみついてドアから離れようとしなかった。その様は、ガラスがあるように見せ掛けるパントマイムのようだった。すぐ逃げ出す母猫との余りの違いに非常に驚いた。何度か同じ動作をしてみたら、やっぱり何度も外に出るのを嫌がった。結局、ティナの代わりにミヤを散歩させた。

 人間と同じで、自分の踏み出したことがない環境に出ていくのは、猫にもかなりの勇気が必要らしい。


2000.5.16

 今日は大学の創立記念日で休み。優雅に正午前に起きた。いいとも見て、1時は特に見たい番組がないので、30分間リモコンでチャンネルをひたすら変え続け、1時半に母上が「はるちゃん」見たがったので、それを見た。今回のシリーズは初めて見た。出演者が変わったが、中身は全く変わってないと思った。

 北海道だけなのか全国的にそうなのか分からないが、2時からフジ系でワイドショーがないので、「ザ・ワイド」を見る。この番組が、出演者、テロップ、内容、ナレーションなど、なんとなくインチキ臭く感じてしまうのは、僕だけだろうか。ていうか、草野さんのエンディング曲は無理矢理すぎると思う。

 小渕さん、三浦洋一さん、そしてジャンボ鶴田さん、と3日続けて有名人が亡くなっている。悲しいことだ。

 でもって、長者番付。他人の納める税金など、僕にとってはどうでもいいことなのだが、毎年、ついうっかり間違って見てしまう。今年はとんねるずの1、2フィニッシュだったらしい。

 ちなみに、飛鳥涼様が歌手部門で20位だって。5,000万円以上払ってるんだね。さすがだねえ、すごいねえ。僕の買ったCDやチケットなどのお金の一部がChage兄、Askaさんを通じて、税金になって国に納められたのかと思うと、僕も立派なことをしたんだなあって思うよ。東京や福岡まで行ったことは素晴らしい行為だったんだな。これからも頑張るよ。

 今日は、一歩も外に出てないし、パジャマのままだ。雨のせいか寒いので、ストーブを焚いたら暑い。暑いのでストーブ止めたら寒い。昨日に引き続き鼻風邪だ。鼻のかみ過ぎで鼻の下がヒリヒリします。

 全くまとまりがない。


2000.5.15

 やっと桜が咲いたと思ってたら、このところ雨続きで、桜が散ってしまった。暖かくなってきたので、少し薄着にしたとたん、急に寒くなった。毎年、この時期はそんな感じだ。

 私は傘が嫌いだ。だから、これから雨が降りそうでも、今、大雨じゃない限りは傘を持って外出しない。帰りが雨じゃないことを期待して、一か八かで家を出る。基本的に、いつも勝ってるので問題はない。電車に乗ったとたん、雨になることも多い。雨宿りしなくても、外に出る直前に止むことだってよくある。ただ、負ける時は立て続け。風邪を引いてしまうこと多し。

 でも、こういうことができるのも、北海道に梅雨がないからなんだね。本州にいたら6月は風邪で死んでるな。


2000.5.12

 某スーパーDの自転車売り場に「スケートボード」が売ってた。一般的には「キックボード」と言われている商品である。ローラーがついたボードにハンドルがついたものである。確かに、スケボーに毛が生えたようなものであるが、スケボーではない。一体、どこでどう間違って「スケボー」になったのか。

 謎はもう一つ。

 この商品のキャッチコピーが、「若者に人気爆発!」。誰に売るつもりなんだろう。このコピーだと「若者に流行ってるから、おじさんおばさんも流行にのってみよう」と言ってるような印象が強い。

 電車内でこのキックボードを持ってる若者をよく見る。あまりかっこよくないぞ。学校の廊下で滑ってるやつも見た。ださいぞ。

 でも、こないだ和太鼓の奴の妹(8才)にキックボードを借りて乗ってみた。結構快適だった。楽だった。彼等はかっこよさなんて求めてないことがよく分かった。キックボードに楽さを求めてるのだ。電車の床に座り込んでる連中と、似たようなものなのかもしれない。

 ちなみに、キックボードに大人用も子供用もないみたいです。それに、和太鼓の奴の妹(8才)は身長が130cmくらいあって、歳の割にけっこう大柄だし。


2000.5.10

 今日、うちの向かいの公園の桜が満開になった。いや、もしかしたら昨日から桜は満開だったのかもしれない。

 実は昨日の時点で満開だったってことになると、ちょいと問題だ。桜ほど日本の春をあらわすものはないであろうに、それに気付かなかったとしたら日本語をどうのこうの言ってる場合じゃない。

 ていうか、桜が満開だと気付いたのが、今日の午後1時だった。なぜ学校に行く朝の時点で気付かなかったんだろう?

 とにかく、札幌も完全に春になりました。JRで桑園を通過するときに見える札幌競馬場の芝も美しいです。日本の競馬場で最もきれいな芝だと前から思っている。

 ところで、春といえば、うちの猫に盛りがついてしばらく経つが、いつになったら終わるのだろう。2匹とも五月蝿くてかなわん。


2000.5.9

 最近よく聴くC&A曲は「ひとり咲き」「万里の河」といった、俗に「フォーク演歌」とか呼ばれていたらしい時期の曲だったりする。でもって、最近は椎名林檎の『勝訴ストリップ』にも傾いてたりする。いかにも日本語らしい日本語に飢えてるのかな。サザンもよく聴くし。

 日本語ってかっこいいと思うんだけど、なんで英語公用語化論とか変なの考えちゃうんだろうねえ。

 つうか、なんでもかんでも英単語にすればかっこよくみえるっていう安易な価値観は、もう捨てるべきじゃないか。英単語をかっこよさそうに並べてても、意味がむちゃくちゃなものを見ると、かっこいいどころか、見てる方が恥ずかしい気にさせられる。

 と言いながら、この「TaroPage」も英単語の羅列だったりする。

 「インターネット」「ユーティリティ」「キャッシュ("現金"の意味じゃない方)」「デスクトップパブリッシング(DTP)」のうまい日本語訳ってないかなあ。


2000.5.6

<意気消沈>

 ショックだ。かなりショックだ。せっかくキャンセル分で出たと思われる宇多田ヒカルのチケットを確保したのに、銀行からお金を下ろしそびれて、購入期間内にチケットを買えず、キャンセル扱いになってしまった。チケットはもう完売してる・・・。ゴールデンウィークの3連休はどこの銀行も休みだなんて考えてもいなかった。せめて本店くらい開いていようや、日本中の銀行さん。

 嗚呼、無常。

<和太鼓@鈴井の巣>

 北海道に「鈴井の巣」というローカル番組があって、今、番組では、出演者の大泉さん(たまにパパパパパフィーに出演してるモジャ毛の人)の紅白に出たい夢を後押し中。今、持ち歌は1曲。タイトルは「負け戦」で作詞・大泉洋、作曲・奥田民生。サビはなんと「あ〜〜〜〜〜〜気に入らねぇ」。曲も最初から最後までコードはEmだけ。その曲のために、「大泉バンド」が結成されている。

 その大泉バンドのメンバーのひとりを、僕はよ〜く知ってる。そいつは肩からぶら下げた和太鼓を叩いてる。うちに来て勝手にPCを起動して人の家の電話代でインターネットをして帰る。最近は自分のマシンを手に入れたが、それでもなお、神出鬼没で疾風のように現れて疾風のように去っていく。たまに、うちに来て昼寝だけして帰ったりもする。

 金曜日に生放送でライブやってた。奴は自分からなるべく目立つようにしていたと思われる。しかもメイクしてたような気がする。目立ち方もメイクも中途半端だったけど。これから奴は、大泉バンドは、どうなっていくんだろう。とても楽しみだし、なんだか悔しい気もする。