CHAGE博2005 〜タイムマシンにおねがい @ Zepp Sapporo

チケットを受け取ると、A-19と番号が書かれている。スタンディングだと聞いていたので、Aブロックだから前の方のブロックだろうなあくらいに思っていたが、中に入ったら、スタンディングではなくイス席。つまり、Aは1列目という意味。

うおおおおおおおお。アシスタントに当たらなくてよかった。

スクリーンを見上げると首が疲れる。そういう意味では、「missing pages」が全編流れなくてよかった。CHAGE兄やギターの関さんが前に出てくると、ちょうど目の前になる位置だった。

ローディーさんがギターの音合わせをしている場面からスタート。バンドメンバーが入ってくる。今回のメンバーは、恵美さん、今泉さん、関さん、澤近さん、狩野さん。

オールナイトニッポンの曲(生演奏)のなか、CHAGE兄登場。

今回は、1993年の「のるそる」をやっていた頃に戻り、午前1時からの公開生放送をやっているという設定。DJブースでCHAGE兄がしゃべり、リクエスト曲は生演奏。

最初のMCは道民への苦言。いくらジンギスカンが全国的に流行っているからと言って、ジンギスカンキャラメルなんか販売するな、とのこと。きのうの「La Vita Vivace」で食わされた上、リハーサルの前にも食べて、その臭いが取れない、と。あと、もういらないので贈ってくるな、と。

アンケートのFAXが読まれる。前のエントリでイベントのロゴが「ちゃげ ひろし」って読めるって書いたが、正式タイトルの予想でみんな同じこと書いてて、がっかりした。オーディエンスに「落ち着くより餅をつけ」を暗唱させるというMCがあった。「落ち着かないにも程がある」とも言われたが。

ラジオなので、流れる楽曲はC&AやCHAGEソロだけじゃない。一発目にテーマ曲の「タイムマシンにおねがい」とか「氷の世界」とか「涙そうそう(ハワイ語盤)」「Twist and Shout(6〜47回ジャンプつき)」など、さまざまな楽曲を歌う。さすが1列目。TVやDVDだとなかなかわからない、CHAGE兄独特の脚の動かし方・動きの滑らかさ・軽さがすごくよく見える。前方の席に飛んでいくCHAGE兄の唾の軌跡がよく見える。恵美さん専用お立ち台もよく見えた。

世界のアーティストがCHAGEを呼んでいるという「空耳アワー」コーナーもあった。QUEENの「Another One Bites The Dust」はiPodにも入れてて何度も聞いてるけど、フレディがCHAGE兄を呼んでるのは気付かなかったなあ。「CHAGE、バナナとって」は最高だった。

ショッピングコーナー。ファンの中から選ばれたアシスタント(大きく名前が書いてあるゼッケンつき)によるグッズ紹介やイベントの正式タイトル発表の時のプラカード持ちなどで活躍。あと、イベント開始前のレイザーラモンHG禁止のナレーションでも活躍。ナレーションの人が素晴らしくうまい。そういう仕事している人なのかな。アマチュアだとしたら、すげえ。

そして、メインの「missing pages」の紹介。35,000枚もの写真を映画にする試み。ストーリーは全編見ないと評価しようがないが、立体的に動いて見えたりする映像の面白さはCHAGE兄が自画自賛する通り、斬新だと思った。DVD買おう。で、このストーリーの内容にあった曲を、自分が作っていたことにCHAGE兄は気付いたという。次に歌ったのが、その曲「crossroad 〜今を生きる僕を」。

ラジオ番組だからCMもある。ASKAさんの「SCENE III」のCMが流れた。黒シャツに白ネクタイ。モノクロだからほんとは違う色かもしれんが。使用曲はつい最近聞いた。「birth」だろう。

ほかにも、普段のライブでは絶対見られない爆笑シーンがたくさんあったですよ。恵美さんが前に出て来たときに、恵美さん専用のお立ち台を置いたり、CHAGE兄の口より高いところにマイクがセットされたり、写真を見てバンドメンバーが思い浮かんだイメージをボードに書いて紹介したり、とか。今泉さんの「鉄筋が頭に刺さってる」はすばらしかった。

そんなこんなでラスト。みんな紙飛行機を飛ばしたいのを知りながら、最後の曲として「トウキョータワー」を歌い、オーディエンスにちょっと寂しい思いをさせて退出。アンコールできょう誕生日の人を祝って「箱の中身は何だろう」を歌い、最後に「Windy Road」。にくいねえ。

一番前の席だから、ステージに届く届かないの問題じゃない(届かないのが1つあったけど)。むしろ、CHAGE兄が真ん前に来るので、当てないように飛ばすよう心がけた。後ろから来た紙飛行機が背中とかにたくさん当たる。自分のところに飛んで来たやつのうち、メッセージが書かれている紙飛行機をなるべく選んで拾ってステージの上に乗せてあげる。ステージに乗っかっている紙飛行機の量がすごかった。

大興奮の中、イヴェント終了。とても楽しかった。正直、ここまで楽しめるとは思わなかったですよ。のるそるが3時間番組だったらよかったなあ。