STAMP

セルフカバーアルバム「STAMP」レヴュー


STAMP


YAH YAH YAH
 爆発的じゃなくて、かなり落ち着いた感じだから、ライブで、どの位置に置かれるのか非常に楽しみだ。Amazonの評価で、「YAHx3」と「SAY YES」は、もう入れなくていいだろうと言う意見があったし、Aさんも最初は入れたくなかったらしいんだけど、いやいや、あったほうがいいだろう。

SAY YES
 イントロはちょっと違和感あったけど、よく聴いたら知ってるメロディラインじゃん。聴き慣れてみると間違いじゃないね。間奏にAさんが口ずさんでるところが遊び心あって楽しい。このアレンジだと、「101回目のプロポーズ」には似合わない。

river
 「river」 は、あまり好きじゃないんだけど、よいです。イントロを最初に聴いたとき、サザンの「クリスマス・ラブ〜涙の後には白い雪が降る」に似てると思った。似てるから悪いって言うんじゃなくて。なんか、そう思った。

終章 エピローグ
 いい曲は、どうアレンジが変わっても最初の雰囲気だけで、何の曲かわかるもんだね。この曲は20年以上も前から存在するだけあって、バージョンがいろいろあるけど、このバージョンがいちばん柔らかくて優しいね。

クルミを割れた日
  楽器とか詳しくないので、どこのコードが気に入らなくて、どこが変わったのかよくわからないんですけど。文句なく、よいですね。電車の中とかで聴いてても、自然に体がリズムとってしまうのだ。

HOTEL
 このアレンジをライブで体験したときに、C&Aはポップスからロックシンガーになったんだなと思った。あと、「夢の飛礫」に入ってた音源では、エンディングで音がぷちっと一瞬切れるところが、何かのミスのような感じに聞こえたんだけど、「STAMP」のMIXでは、意図的に音を途切れさせてるらしいことがわかった。

WALK
 文句ないですね。ていうか、もう完成しつくした曲だから、シンプルにする以外にリメイクのしようがないかも。オリジナルより、優しい感じ。

そんなもんだろう
 織田裕二には悪いけど、C&Aの勝ちです。しょうがありません。歌うテクニックとか声とか、やっぱぜんぜん違いますな。

港に潜んだ潜水艇
 CHAGE兄、ASKAのどっちが勝ってるとかいう問題ではないです。コーラスワークを楽しみたかったらASKAヴァージョン、ロックとして楽しみたかったらCHAGE兄ヴァージョンですかね。

You are free
 最近のC&Aの曲は迫力のあるタイプのものが多いように感じてたんだけど、こういう柔らかい曲も今だってぜんぜんやるんだぞ、と言ってるような感じ。

砂時計のくびれた場所
 ライヴだなあ。オリジナルは朝で、こっちは夜というイメージがあります。聴いてるだけでも、腕に力が入ります。

今日は・・・こんなに元気です
 CHAGE兄がメインヴォーカル。曲中の台詞の声がオリジナルより若々しくさわやかだ。

太陽と埃の中で
 最初弱く始まって、少しずつ最後に向かって強くなっていく。とにかく最後のサビと「Day And Night Time...」の締め方が最高にかっこいい。これ、もう一回シングルにすればいいのに。