駒大苫小牧、夏の甲子園連覇

すげー。ほんと、すげー。おめでとー。

去年の優勝は青天の霹靂だったけど、今年は優勝校が実力を評価された上で、途中、奇跡を織り交ぜながらも、最後まで勝った。感動はあるが驚きはそんなにない。つまり、強かった。

自分の高校の校歌はぜんぜん知らんけど、駒苫の校歌はだいたい覚えた。「せんだんりーんせんだんりん」ってなんですか。

去年は、守備もよかったが、相手を大いに上回る打力で驀進したチーム。今年は、勝つために必要な得点を確実に取って、3人のエースと鉄壁の守備で守り勝ったチーム。去年と比べると、爆発力は下だけど、ここぞというときの集中的な得点力はすごかったが。

カタルシスという面では去年のチームの方が上だけど、1点差、2点差で勝った今年のチームの方がほんとうに強いと思う。それに、王者としての期待や目標としてのプレッシャーは、伏兵だった去年の比ではない。

それにしても、一昨年までの北海道勢がぜんぜん勝てなかった数十年間は何だったんだと思う。単純に弱かったのか、それとも、実力があるのに勝てない歴史が積み重なりすぎたために、優勝できる自信を持つこともなく(というか、出場することで目的が達成されて、優勝は他人事だったので)、その実力を発揮できなかっただけなんだろうか。

それにしても、おめでとう! おまえら、すげー。