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どんぐりを食す
[きっかけ] |
(※1) 「スダジイ」である。 |
[調理1] まずは,アク抜き不用の代表である,「スダジイ」からチャレンジ。 この「スダジイ」,生食でもOKとある。 (1) とりあえず,集まった「スダジイ」 (2) 皮を剥いて,中の身(白)を取り ちょっと少ないが,お試しなので 出したところ。ペンチで殻を割ってと 特に気にしない。 結構大変であった。(※2) せっかくなので,まずは生で食してみることにした。 さすがに生なので,ちょっと抵抗があったが,死にはしないだろう(※3) ということで,果敢にアタック!!...すると.... これが,結構甘い。ちょっと粉っぽい気もするが,美味しい部類である。 この後,本にあった「バター炒め」にしてみたが, バター(なかったのでマーガリン)で炒めているところ。 ↑ 透明になるまで炒めた完成品 実の分量が少な過ぎたのか,バターの代用にマーガリンを使用したのが 悪かったのか,出来あがりが硬くなってしまった。 それでも,生食よりは抵抗がないのか,一応一家全員で食した。 しかし,やはり「スダジイ」は(※2)の方法で食すのが最高に美味いと 後の試行で悟った。(お米のポン菓子のような味わいで,美味しい) |
(※2) スダジイの一番簡単な食べ 方は,殻のままフライパンで炒って はぜて殻に裂け目ができたところを 剥いて,アツアツで食べることだと 後で知った。 試してみたところ,殻剥きも簡単 で,なにより美味しい。 (※3)どんぐりには,多量のタンニン を含む種類があり,それを食べると ひどい便秘になってしまうらしい。 その前に,タンニンたっぷりの実が 食えるのかという疑問もあるが。 (多分,非常に渋いはず) |
[調理2] ただ,当初の目的である,食材としての可能性を確認するという点では もっと,色々なレシピで食ってみたい!! |
(※4) 正しい方法としては,一回目 の煮こぼし後に,不良品の選別と 熱で剥きやすくなった渋皮取りを 行えば,後々の煮こぼし回数が 少なくて済むと思われる。 (※5) この状態で砂糖を混ぜて しまえば,純粋などんぐり餡となり どんぐり本来の風味を味わうには 最適らしいが,今回は最初でも あるし,子供も食べるので,もう 少し薄めることにした。 (※6)焼いてあんこをつけるのは, 家内の発案である。さすがプロで ある。 (※7)すでに,次回作のどんぐり クッキーに向けて,娘を動員して どんぐり集めを開始している。 (効能) どんぐりには,クコの実,ヒシの実, ハスの実,マツホド(きのこ), ゲンノショウコなどと同様に,体に こもった悪い重金属を排出させる 機能があるらしい。 今のような世の中では,重要な機能 のような気がする。 |