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α波感応装置の実験(1)
[目的] 「外部から,10Hzの電気信号を与えると,脳波も同調して,強制的に |
(※1)もちろん,所長も凡人である。 (※2)所長が19歳の春である。 (※3)真相は定かではないが,当時 そういう情報を聞いた覚えが ある。 |
[方法] 当時,所長はデジタル回路による各種工作を行っており,TTL ICが身近にゴロゴロ している状況にあり,もっとも簡単に,精確な10Hzの周波数の電流を得る方法として, 水晶発信子(100KHz)の分周回路を利用することを考え付いた。(※4) 電源電圧は,最初TTLレベルの5Vで計画していたが,あまりに電気的刺激が 少ないと思われたので,トランジスタを追加して12V出力にて回路を設計した.(※5) |
(※4)アナログ回路の知識に乏し かっただけという意見もある。 (※5)12V電源には,Nゲージ鉄道 模型用を流用した.つまり, 部品すべてが廃品利用である. |
[実験結果] |
(※6)この結果だけから,頭に電極を 繋ぐだけで,CRTが実現できる のではと興奮したものである. (※7)未だに,左耳には当時の 傷跡が残る.結構痛かった. |