第2東京タワー
2006、2007は「東京タワー」の名前が飛び交う年だった。
東京へ来て10余年、関西からカバンひとつで上京し(ウソ)、
東京、特に23区の都市構造にも慣れてきた昨今だが、関西人のこころの
奥底に映る「東京」はというと、ずばり『富士山』と『東京タワー』。
田舎者の、はとバスツアーか、お前は!!
おまけに『富士山』って東京ちゃうやん!!
でも、昔からこう考えていたんだから仕方がない。
ということで、上京後は、しっかり富士登山 &
東京タワー観光に精を出していた。
富士登山については、登山道コーナーに詳細の記録があるので省略。
東京タワーも何度か行き、
・長男と下展望台まであがる。
足元のビル(フットタウンという)の土産物屋で鉛筆削り付き東京タワーの置物を買う。バカ丸出しだが定番なので。
他に、極小の龍の置物かざりも買った。(バカの上塗り)
・未経験の下の子二人と上の特別展望台まであがり、下りエレベータ待ちの渋滞に合う。
待ち行列がぐるっと一周してる間だけ景色を見ただけで、せっかくの風景を見た気がしなかったが、
子供の経験のためと我慢する。(料金が高い!!)
当然、土産も買わされたが、もう忘れた。
・一番下のチビと、下展望台(150m)まで外階段を歩いて登る。あっという間に登れてしまったので、下りも歩いた。
これでも、エレベータ使用と同じお金をとられる。損した感じ。
でも、「昇った人しかもらえない、非売品の「ノッポン公認
昇り階段認定証」(ナンバリング入り)」なるものをもらえて
かなり嬉しい。(No.97472)。と、言うことは、すでに10万人近く登ってるということか?
などと楽しんでいる。
こんな私の心を、もっと高ぶらせることになったのが、映画「ALWAYS
三丁目の夕日 」の1シーン。
映画の中で、移りゆく時の流れを表現するのに使われていた、東京タワーの工事の風景。
巨大なタワーが次第に組みあがっていくところが、最高に素敵!!
自称、大きな構造物フェチで、
・大鳴門橋(淡路島、四国を結ぶつり橋)の建設経過をわざわざ神戸から淡路島南端まで何度も足を運んで確認したり、
・本四架橋・児島坂出ルートの瀬戸大橋を何度も渡ってみたり、
・しまなみ街道(西瀬戸自動車道)開通前の橋々を、三原・今治国道フェリーから見てみたり
・明石海峡大橋の建設をじっと見守ったり、
などなど、とにかく大きな工事現場にあこがれる私には、ぜひとも体験したかった風景。
でも、過去のことはどうしようもない、とあきらめていたところに飛び込んできたのが、
第2東京タワー「すみだタワー」建設の話。
http://www.rising-east.jp/ を見てみると、
2006年度 基本設計
2007年度 実施設計
2008年度 着工
2011年度 開業
場所:墨田区押上地区
とある。 なんと、自宅からポタリング(自転車による散歩)でも行ける場所ではないか。
つまり、 経過を見られる!! ということだ。
ということで、この建設の経過を、このHomepage上でも随時残していきたいと思う。
(1) 建設開始前の貴重な風景、その1 (2007年4月1日)
手始めに、隣接する業平橋駅のホームから撮った建設予定地。 パノラマ写真風に並べてみた。
↑写っているのはどこぞの知らんガキ |
左端の写真の、右上(赤丸)あたりに、コンクリート工場があり、裏手にまわってみると、
こんな歴史的なものだったりする。 でも、この工場も、壊されてしまうのかな? |
(2) 建設中(高さ254m)の風景 (2009年12月29日)
建設開始前の風景を撮ってから、新聞でも建設風景が継続して取り上げられるようになってきて(関東ローカル面?)
「そのうちいかなきゃなぁ」などと暢気に構えていたら、なんと、もう254mまで出来ているというではないか!!
早速取材である。(遅いっちゅうねん)
首都高走ってたら、結構見えるがな、もう。
と言っても、そんなん乗らんでも行ける距離に生息していながら...
ちょっとダブった画像もあるが、そのままつなげてみた。(東武日光線・業平橋駅ホーム上で撮影)
(1)の左端のホーム風景をちょっと引いたところから撮影 (1)の左から3枚目あたりに相当するかな。 (1)右端の旧ビル破壊と隣接して新ビル建設現場が覆われている。
これでも、まだ半分以下なんですよねぇ。(完成時は634mとのこと)。 もう、どっから撮影してよいものやら。
仕方ないので、今後のことも考えて、全景は徒歩5分ほどの地下鉄・京成 押上駅付近の橋から撮りました。でかい。
暖かい日だったので、居合わせた家族連れから老若男女にいたるまで、みんな写真とってました。すでに、よい観光名所と化してます。