楽しいツーリングに行って来ました


主人がホームページで知り合ったと言う大学生の方(女性と彼女の彼?)をお誘いして、娘と私たちのお友達(女性ですがとってもアクティブ。ゴルフ・スキー・ダイヴィング・ウィンドサーフィンなどをこなし、そして勿論バイクにも乗っています。今はオフロードバイクですがつい先日大型二輪免許も取得したそうです)も一緒にツーリングに行ってきました。
色々なタイプのバイクで行くツーリングはとっても楽しいです。
バイクの紹介をしますと、

     私たち・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ハーレー         
     娘(高2)・・・・・・・・・・・・・・・・ ホンダのレブル(250ccのアメリカン)       
     私たちのお友達・・・・・・・・・・・・ヤマハのセロー(225ccのオフロードバイク)
     大学生のお嬢さん・・・・・・・・・ カワサキのエストレヤ(250ccの単気筒バイク)
     彼・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ホンダのシャドウクラシック(400ccのアメリカン)
私たちのハーレーには風防のプロテクターがついていますので風をまともに体で受け止める事はありませんが、他のバイクは(ほとんどのバイクがそうですが・・・)、走ると寒風を直接体に受けるので、この時期のツーリングは大変です。 主人とも相談して出来るだけゆっくり走れるようなコースを考えてもらいました。
幸いな事に心配していたお天気もよくて、ツーリングのコースも多少は山間部を走ったりはしましたが、そのかわり紅葉の景色も楽しめました。ペースもゆっくり走ってもらったのですが、それでも休憩するたびにみんなで「あー寒いっ!」と言い合っていました。
初対面の女子大生の方は、今年2月に免許をとったそうです。ご両親に猛反対されたそうですが、バイクに乗りたいという意志を貫いて免許をとられたそうです。今でこそ私たちは娘にこちらから「あなたも16歳になったら二輪免許をとりなさい」と勧め、現に娘もバイクに乗っていますが、これだけは自分がバイクに乗り何が安全で何が危険かを身を以って経験しないとわからないと思います。俗に「バイクは危ない」といわれますが、バイクの楽しさだけはバイクに乗ってみないとわかりません。私や主人でさえ最初はバイクに偏見を持っていたのですから・・・。バイクが危険な乗り物であることは変わりませんが、それを安全に楽しむために工夫することがむしろ大切だと考え、娘にも指導するようにしています。

女子大生のSさんはとっても可愛らしい方で、愛車のエストレヤがお似合いです。自分好みに少しずつ手を加えていくのが楽しみとおっしゃっていました。バイクに乗ってその面白さを感じる事が出来、「バイクに乗っているだけで幸せ」だそうです。こうなると私たちとバイクこそ違え同類です。年齢や性別、バイクの種類の違いなどは無意味です。寒くっても走っていれば楽しいのです。

娘も最初から中型二輪が取りたかったのですが、「小柄なためにバイクに振り回される」と教官が判断し、最初は小型二輪からとりました。しかし小型では高速道路を走れません。小型二輪に慣れたところで中型に再挑戦し免許をとりました。それでも400ccは重いので250ccのレブルに乗っています。なかなか一緒にツーリングに行く機会がなかったので今回が娘と一緒にツーリングするのは2度目です。
若い女性ライダーも一緒だったせいもあり、今回は娘も「とっても楽しかった」と言ってくれました。バイクの怖さを常々言い聞かせているので、こうして実際に走ってバイクの面白い一面もわかってもらえると親としても嬉しくなります。

もう一人の女性ライダーのUさんは、私たちと同時期に中型二輪免許を取得しました。最初からオフロードバイクに乗っていますが、すごく積極的な女性で、私たちハーレーのグループでツーリングに行く時にお誘いしても喜んで参加してくれます。8台のハーレーの中に一台だけ225ccのオフロードバイクで参加しようというところが素晴らしいと思います。バイクの走る楽しさを本当に理解しているからこそ出来る事だと思います。

ツーリングコースの途中に「ハーレーダヴィッドソン奈良」を組み込みました。ここは私たちがお世話になっている行き付けのお店です。お店には若い女性のスタッフがいるので何かと話しが弾み、普段でも特に用がなくても散歩がてらに立ち寄る事が多いのです。私たちが総勢6台の色々なバイクで押しかけたのでびっくりされていました。
皆さんハーレーも好きなので、展示してあるバイクを眺めたり、色々なグッズを見たりして楽しそうでした。

ちょうど駐車場の隅っこで、女性スタッフのおうちで作ったというサツマイモを枯れ葉を集めて焼き芋にしていたので
ご馳走になりました。ハーレーのお店で焼き芋なんて都会では考えられないでしょう!

Uさんは大型免許をとったので今までとハーレーを見る眼がなんだか違います。主人が「ハーレーを試乗させてもらったら?」というと二つ返事で「試乗します!」と待ってました、と言わんばかりです。早速スタッフにお願いして試乗の手続きをしてハーレーに跨り、簡単に説明を受けていました。
オフロードバイクに乗っておられるので、ヘルメットといい、服装といい、とってもアンバランスなのですが彼女はおかまいなしにさっそうとお店の駐車場からハーレーでドッドッドッ・・・と出て行きました。
女性のハーレー試乗は第1号とかでスタッフの方もその積極性には驚かれていました。ほんとに凄い女性です。

ハーレー試乗も無事終え、「ハーレーって、随分乗りやすいバイクなのですね!」と感激されていました。ひょっとしたら近い将来ハーレー乗りの女性ライダーがまた一人誕生するかもしれません。
十分に休憩し、楽しんだところで帰途につきました。「針」から京都方面に北上し、滋賀の草津と私たちの奈良との中間辺りでお別れです。S美さんも彼も、もちろんUさんも、そして私たちも今日のツーリングに大満足でした。
「寒さに負けずにまた近い内にツーリングに行きましょうね!」と再会を約束し手を振って別れました。
それから約1時間ちょっとで自宅に到着しました。ガレージにバイクを止めてエンジンを止めたところで、本当にツーリングが無事終了です。トラブルも無く、楽しくツーリングを終えた事に感謝しつつゆっくりとお風呂を頂き今日のツーリングのいろいろなシーンを回想しつつホッと寛ぎました。「あー・・・あたたかい・・・」