土佐 光則(とさ みつのり) (1583〜1638)
天正11年に土佐光吉の子として生まれる。源左衛門と称し、宗仁と号する。宗愬・宗思とも。大阪和泉国堺に父光吉と共に隠棲して土佐派の画系と家系を守っていたが、のち京都に移住す。絵所預となる。「源氏物語画帖」(東京国立博物館蔵)などの作品が残る。寛永15年歿、56歳。土佐光起の父。
状態:経年の弱いオレ少々あるも、あまり気にならない程度。
コメント:三幅対に分かれて松竹梅と七福神を描かれる。古土佐様式で描かれる人物描写。江戸古土佐の豪華な祝時・正月掛けなどに |