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「玄冶店図」
昭和初期頃
本紙 26×24cm
(八寸 幅)
総丈 125×48cm
(一尺六寸 幅)
紙本・彩色
木箱(共箱)
軸先:樹脂
三段裂表装
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全体図 |
箱書 |
落款・印 |
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勝田 哲(かつだ てつ) (1896〜1980)
明治29年に京都で生まれる。名は哲三。東京美術学校西洋画科、のちに日本画に転向して京都絵画専門学校卒業。山元春挙の画塾早苗会に入塾し、帝展や文展で活躍する。のち京美工で後進の指導に専心し、麻田鷹司・加山又造・堂本尚郎らを輩出した。歴史画・美人画を能くし、気品のある画風を展開した。日展会員。昭和55年歿、84歳。
状態:本紙に経年の極薄い時代シミ少々あるも、あまり気にならない程度。 |
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部分拡大 |
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コメント:美人の座る後姿。行燈の横にそっと座るのは妾さんでしょうか。なんとも言えない色気のあるバックシャンが色紙大の本紙に描かれています。
玄冶店(げんやだな):江戸・日本橋界隈の古くからの地名もしくは通りの名(俗称)である。幕府医官・岡本玄冶の拝領屋敷跡一帯を指した。また、歌舞伎狂言「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」4幕目の源氏店妾宅の場の俗称。 |
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表具・軸先・木箱 |
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