平井 楳仙(ひらい ばいせん) (1889〜1969)
明治22年1月5日、京都市に生まれる。本名秀三。39年京都市立美術工芸学校絵画科を卒業、竹内栖鳳に師事する。以後文展で数々の入賞をし、文展の花形画家として活躍するともに、入江波光、榊原紫峰らと桃花会を結成する。戦後は後援会である楳推会のために作品や依頼画などを制作、画作三昧の生活をおくる。昭和44年8月30日、京都で歿。享年80歳。
状態:概ね良好。
コメント:緑の美しい京都嵐山の渓谷を筏渡しが川を流れている風景。京都画壇の上品な色調で、朦朧体の緑が美しいです。夏の涼し掛けとして |