Mystic Life

制作メモ


               2006年 9月23日

 やっと見直しを始めました。
もう少し、独りよがりな箇所を修正して、分かりやすくする予定です。
ずっと、失礼している、CD版も仕上げねばいけないし。
PARTUもあるしね。





2001年 8月10日

最後の場面の会話は、ちょっと分かりづらいですよね。
白と黄はともかく紫、誰なのでしょうか・・・

86ページ、そして101の画像、没になったファイルは数知れず。
そして行方不明になってしまった画像ファイルも(^^ゞ
どこかで区切りをつけて、見直したいと思いながら、ここまで来てしまった。
連作に対しての意欲には波があり、アイたちがうるさく付きまとう日もあれば、
凪のように漂うだけの日々もある。
本業が忙しくなるに連れて、ネットからも離れざるおえない状態になり、
ここ数ヶ月は更新もできませんでした。
久々にPhotoShopを立ち上げてはみれば、
MOのディスクを紛失し大騒動です。
無いとなると、これまで積み重ねてきた物語に対して、愛おしさが湧き、
自分にとってのミスライが、どれほど大きなものであたのか分かりました。
ファイルは、無事に見つかり、CD作成を始められます。

「写真を使っているのですか?」とよく聞かれますが、
すべて、CGによるもので、
輪郭だけは手書きで行い、彩色や背景の制作はCGによるもの。
時に、水彩で描きたくなりますが、これも一つの味と考えてます。

ミスライの続編はどうなんだろう。
振り返って、アイたちが望むならと・・・・・




2001年 2月27日
MIDI
折澄戸依さんから曲をいただいた。
ミスライのTOPに流してみましたが、どうでしょうか。
ちょっと戸惑うけれど、イメージが更に広がったように思う。
後半のシンプルな響きが、とても気に入っているのです。




2001年 2月20日
愛媛丸
潜水艦の無謀な緊急浮上によって
深海600mに沈められてしまった。
9名の方々が行方不明になったままであり、
ご家族のお気持ちを思うと、
なんともいたたまれない。

ロシアの潜水艦事故でもそうであったが、
海中での作業は想像以上に困難で、
人を容易には受け入れない。
技術的にどうかは知るよしもないが、
是非、引き上げてもらいたいものだ。

一旦は沈んだTAKO、
アイたちによって深海から光が届く場所まで引き上げてもらえた。
しかし、そのアイたちは疲れ、
沈めないようにするのが精一杯のようだ。

ハッピーエンドにしたいと思いながら、
現実の出来事を見聞きして、とまどっている。



2001年 1月 9日
倦怠期かな
そろそろ完結する
今でも、さまざまなラストシーンが浮かんでくる。
ここで記すのは野暮ですから、胸にしまっておきますが、
一つに絞るってことはつらいものですね。

更新する間隔が伸びているのは
この小さなキャパシティーの脳のせいです(笑)
これはと決めた翌日、もう別のドラマが流れ出してしまい
描きだすまでに至らない。

そんな繰り返しを続けている間に、疲れたのか、
妙に醒めてしまっている。

ホームページそのものに抱いていた興味や関心が薄れ、
億劫になっている自分。

これは倦怠期ですな。3年目の危機 (;°°)

この危機を乗り越えるためには・・・・・・・

無理しないことだよ。。。。。
ゆっくりでいい。。。。。
自分に言い聞かせています




2000 年10月22日
CD-ROM
イベント期間も残り僅か、
しかし、なんだな〜・・・・・・・・
思っていた以上に応募が少ない。
課題が、メンドクサイこともあるだろうが、
それでも欲しい方にと思ったのだが、反省です。

これが商品だとしたら、倒産。素人でよかった( ;^^)ヘ..

さて、画像を整理しようとしても、結構な枚数。
しかも、サイズは不揃いだし、
思いつきで制作してきたツケが、ここに来て壁となっている。
なんとか、年内にまとめたいが、STORY自体が完結しないとね。

気長にお待ちください。
約束は守りますから。




2000 年8月21日
救 助
最新鋭の潜水艦が事故
ミスライのTAKOと重なり、
ひどく気になります。
帰りを待つご家族の叫び声が
とても重い。

宗谷が氷に閉じ込められたさい、
危険を覚悟で、
助けてくれたのはロシア。
日本の潜水救助艇は世界一であるらしい。
間に合わなくても、
助ける意思表示を示して欲しかった。



2000 年8月14日
ミスライの冊子計画

自分で制作していながら、全体がつかめないもどかしさ。
手にとって眺めてみたいと思いながら、全てを印刷する気力が出てこない。
そんな折、同人誌印刷の案内を目にしました。思ったよりも、低予算でできそう。
もちろん、ハードカバーの本ではありませんがね。
そのためにも、改めて元画像の修正を始めました。

全てのページをフルカラーで仕上げればよいのだが、予算が・・・・・
ページを減らせば、その選択が難しく、自然な展開も再考しなければ。
ここは、アンケートと思っても、全画像を表示させるのはしんどい。
まてよ、おもしろいかも・・・・・・小さい画面をぎっしりと並べてみますか。

単色にしてしまえば、すべてを掲載できますが、
試しに、グレースケールだけでも作ってみようかとも考えています。
はっはっは、なんだか現実化してきたぞ。 V(^0^)




2000年 7月31日
Vol-5からVol-6へ
 No51をUPし、ちょっと゜゜゜゜゜-y(^。^)。o0○
 連載を始めて一年余になりますが、よく続いたものと、我ながら感心しております。このサイトが維持できているのも、実はこのミスライのおかげかもしれない。
ただ、モチーフとしてアイを考えた場合、描きこむだけの魅力が弱いのも事実。
始めの頃は、アイだけの世界だったのですが、我慢できなくて人物を登場させることにしたわけです。
 水彩や版画などのアナログ志向の私ですが、このミスライは2Dながらデジタル処理。Photoshopなる画像処理ソフトがおもしろくて、塗り絵のような利用法。
初期の頃と比べると、かなり印象が異なるのはご愛嬌ですね。

 個と集団というテーマは常に意識しながらも、生命の遺伝や寿命について触れざるおえませんでした。限られた寿命にもかかわらず、文字や言葉によって伝え、そして発展してきた人類。それとの対照的なものをアイたちに託したかったのです。

 今、メリサは組織の一員として任務についています。TAKOという潜水艇は組織にとって唯一の物であり、視覚、触覚ですね。その状況の中で、個人の判断で
行動できることは限られるでしょう。

 アイたちが問題なのは、言葉を学んだ点。ミチと接するまでは言葉は無かったのです。触れ合えば、体験も栄養も共有し合う関係だったものが、徐々に、個性が生じてきました。触れ合うことをためらう個体とかね。
 視覚の無いワムなどは、いつもアイアイたちにリードされるばかり。彼らなりのプライドもあるはずです。Vol-6は、メインテーマである「個と集団」に戻ります。



2000年 7月 8日
VOL-5
 Vol-5で完了と決めていたのだが、新たな展開のため、延長しそうです。
そのためラストの画像も書き直して、再構成ですな(;^_^A アセアセ

ただし、V-5のキリがついてから、VOL-6まではしばらく休もうと思います。 



2000年 5月27日
ダイオウイカ
 きっと深海の日々は単調なものなんだろう,もちろん,生命の営みがあるわけだから一定ではない。アイたちの安定した日々を,わざわざ崩す必要もないが,ダイオウイカを登場させてしまった。このダイオウイカをネットで検索してみるが,思ったほどヒットしない。マッコウクジラの項目と関連していたり,料理のイカだったりね。かなり巨大なことであることは確かだ。イカが食べる時の様子を知りたかったのだが,結局,分らない。4対の足が物を捕捉して,口に持っていくのか,それとも口が伸びるのか。確かめられないので,そのままUPしてしまった。

 TAKOの母船
 船の絵は久し振りのことで,帆船を描いたのが20年前,それ以前は小学校時代のこと。その頃の週間雑誌には,第二次世界大戦の軍艦や戦闘機の特集が多く,よく模写していたものだ。いまだにその知識は残っており,平和主義者の私だが,結構武器に詳しい。といっても,断片的なものだけど。
 その小学校時代の知識をベースに創作したのがあの母船。バランスを考えると,すぐにでも転覆しそう。UPして間もなく,NHKのプロジェクトXに深海6500が放送されました。そこに母船も映し出されていて,ちょっとニンマリしてしまった。
潜水艇を降ろす装置がよく似ていたのですよ。ブリッジ型で可動式。
さまざまな場面の背景に,細部が必要だが,今,考えているところ。おかしなもので,こんな空想って,こどもっぽいです。



2000年 5月 4日
Vol-5に向けて
巷ではヒトゲノムという言葉をよく見聞きするようになりました。
遺伝子の解明も間近なようですが,
染色体のA・T・G・C四文字の配列を読み取る段階のようです。
配列を明かにするだけで特許申請されるなど,やや過敏ですが,
意味のある遺伝子の配列には認められそうだ。
どうも,意匠登録とか特許というものには抵抗がある。
もちろん,発明発見に努力した方が報われることに異論はない。
著作権と同じように支持もする。
しかし,ゲノムに関しては特別なものを感じます。
誰もが所有し,共有しえる情報に独占権を与えてよいのかな。

(NHK特集から)
複数の受精卵の中から,遺伝子を調べて選別することが実際に行われている。
また,発病する前に,乳癌の発生する可能性を遺伝子で調べる方もいるそうだ。
しかも,発病もしていないのに,発生する確率が高いために乳房を切除する。
本人としては,日々悩むよりよいと考えた結論。
いつ発病するかしれない恐怖は誰にも救えないから,そのことの良し悪しは述べれない。
自分はどうなんだろう。肺癌を患う可能性を知りながら喫煙をやめられない。
自殺行為そのもの・・・・・・

クローンの羊と牛の寿命が話題になりました。
細胞の寿命を決めるテロメアが残り少ない羊は老化も早いそうな,
羊とは異なる細胞からクローンで産まれた牛には長いテロメアが。
それにしても,生き物の寿命には仕掛けがあるようだ。

話しが脱線しました。
情報を公開することを決定した研究所です。
しかし,アイたちの保護を考えた場合,生息地の公開については迷いがある。
もちろん,捕獲するためには技術力と資金が必要なわけで,個人レベルの問題ではないのですが。いざ監視しようとしても大変なことです。
証拠のために撮影を試みた場合には,執拗な追跡が予想できるし,
軍事衛星によっても可能でしょう。

オイと呼ばれたアイも無事に卵になり,再生できそうです。
実は,オイの体験は他のアイに伝わり,コピーは終っているのですがね。
問題はバンクを目指すミニダルです。残るバンクはミニダル一つ。




2000年 3月31日

ミニダル
ミニダルはずっと以前,偉大なバンクと呼ばれ,最も高い山を築いていた。
今のバンクに全てを託し,復活を目指したが,孵化してから育つまでに時間がかかった。
その間の事柄を全て受け入れてこそバンクになる。
もし,この儀式に耐えられなければ・・・・・・・どうなるんだろう?検討中

そこで,復活のシステムを具体化しなければならない。
体の細胞に限界が訪れた時,意識的に体内で生殖細胞の合体が行われる。
その生殖細胞に含まれる染色体には,知識や体験までも書き込まれて卵となる。

我が家の愛犬が子犬を産み,無事に育て上げたが,誰にも教えられていない。
愛犬はニシンの干物が大好物で,おあずけも大変なほど。それが,自分は食べずに,
子に与えるんだよね。一ヶ月ほど過ぎていましたから,乳離れの頃です。
本能と片付ければそれまでですが,遺伝子には多くの可能性があるのでは思います。

体は溶けて卵だけが残りますが,比重が重く,海深く沈みそこで孵化する予定。
浮いていたら食べられてしまいますから。産む数が一つですから・・・・
以前からの問題です
人は人口増加による食糧難が問題になっています。日本の場合は,少子化が問題ですが。
アイたちはどうなんだろう。
一定に保てるほど,安全な世界ではないから,減少するだけ。(O_o)WAO!!!

これではまずい。どこかで,増加するシステムが必要になる。
それとも,多数存在していたものが,どこかで進化のミスを犯し,減少する運命かもしれない。
迷うところです。



2000年 3月18日

vol-4 寿命の壁
死とは不思議なもの。
無性生殖の生物には,環境さえ整っておれば死は存在しない。
同じ染色体を複製分裂させて増殖するために,遺伝子はコピーされるだけ。
親も子も孫も,みんな同じ遺伝子だから,進化は望めない。
親と子という言い方もおかしいな。今度調べておこう。

雌雄がある有性生殖は染色体を2組を持っているが,
その生殖細胞には染色体が一組。
その多細胞生物に老化現象が表れていても,生殖細胞は新品。
考えてみると不思議。
精子と卵子,それぞれの染色体が合わさることによって
親とは異なる染色体を持つ子ができる。
そこで,古い情報の染色体を持つ親は不用になるから・・・・・・
川を上って,産卵する鮭などがそうだな。

オイたちは多細胞生物で無性生殖。
細胞が増殖して分化することによって,さまざまな器官ができる。
可能なんだろうか。
雌雄があって,まったく同一の染色体なら可能なのだろうけれど。

アイたちには特殊な器官があって,
減数分裂によって2種の生殖細胞を作成できることにしよう。
この生殖細胞を不死細胞にするために,特殊なアミノ酸を多用する。
その結果,アイたちの細胞は急激に分裂寿命が尽きる。

その特殊なアミノ酸は,あらゆる細胞を不死細胞に変えるとしたら。
こんなことを考えながら,オイとバンクのラストを構想中・・・・・・



vol-4 No29

アイたちが同族を避けていることをvol-2で記しました。
特にオイはアイ達をも遠ざけて,老化の道を選択しています。
それらの理由をまとめてみたのがNo29です。無理がありますが・・・

彼らにとって?彼女たちかな・・・・・
上へ行くことは危険であり,滅多にテリトリーを離れない。
アイたちは美味しいらしくマッコウクジラや,サメに執拗に襲われる。
噛みつかれたり,飲みこまれる寸前に,
間に合えば次のアイを産み落とします。
襲われた恐怖や,噛まれた痛みは伝達され,トラウマとなるかも。
産み落とせない時には,そのアイは消滅してしまいます。
そのため,アイの個体数は減少するばかり,残りも僅かです。
ここで,疑問です。アイは増加しないのか?進化しないのか?
特殊な細胞がありますね,受精してから初期の段階のもので,
どの臓器にもなりうるものがあります。
アイ・アイアイア・ワム・ムブ・バンクなどを産み分けている何か,
マザーがいるのではないでしょうか。
また,進化に関しては感覚器官の相違が解決の糸口になるかもしれません。
この場合,アイアイとアイはどちらが先か悩むところです。

オイは会う約束を叶えるために他のアイに伝えますが,
苦痛が増えるばかりでなく,アイを絶滅寸前にしてしまいました。
その責任を感じたオイは,皆から離れたのです。
そして,アイは,同族を巻きこまないようにするために孤立しました。
触れ合えば,同化してしまう弊害をさけるためですね。

バンクは情報の出入りを調整できる,高度な能力の持ち主。
プライバシーを尊重し,情報を選別して使うことが可能。
アイたちの苦痛をも受け入れられる,大らかな性格の持ち主といえるでしょう。



第1回 イベント 2000, 2.17終了

感想などのカキコもメールもないけれど,ミスライを楽しんでくれている方がいるようです。
ささやかですが,感謝のしるしとして銅版画のプレゼントを思いつきました。
自慢できるような作品ではありませんが,ここでしか手に入らないということで許し
(^^;)

 愛読されている方なら,即見つけられる4文字の捜索と,
キーワードに並べるのが課題でした。
答えはテロメア。
次のvol-4では重要なキーワードになる予定です。

vol-4ではオイとバンクが寿命の問題に直面します。
いつまでも正常に細胞分裂が続けばいいのですが,特殊なものを除いてできません。
アイ達も人と同じで限界があるようです。
ただ,体はクローンの如く再生でき,心もほぼ伝わるので復活できます。
アイ達は,遺伝子の情報を操作しているようにさえ思われます。



vol−1〜vol−3
conception
これからの展開を,構想するために作ったページで,よく利用する私。
初めての方にもと思っていますが,魅力が足りませんね。
おおまかなあらすじ,予告編,絵本スタイル思いついても・・・・・・・・
新作をかく方が楽しくてね

vol-l 
最初にまとまったアイアイたちのシリーズ
ペン書きしたものをスキャナーで読み取り,photoshopで彩色しました。
幾つかの探査機と接触させることで,生態を自然に表現できたらと構成しました。
いろいろネタを考えたのですが,続編を制作する中での利用を考えた。ケチ
アイアイとワム,ムブたちの合体を,もう一工夫したいと考えています。
Flashで表現できたらと勉強中ですが,ファイルが重くなってしまうのが難点。
ページ毎の画像ファイルそのものを軽くしなければと思いつつ,そのまんま。

vol-2
アイと人と交流です。どちらが謎の生き物かと深く考え,パラレル?を検討。
Michiとメリサ,アイとオイの構想がまとまり,
約束を守るために上昇するアイから始まりました。
ゆっくりセーブしながら,進めるので,かなりのストレス。

vol−3
体験を共有することはできても,それを全て記憶することは困難。
フロッピーサイズの生き物から,大容量のバンクが必要になります。
アイは遺伝子情報がポイント。
全ての遺伝子を活用し,コピー,オーバーライトします。
プロテクトをかけたのが居てもいい。
ネットにつながれば,ウイルスの危険性もある。
イメージが湧きすぎて,困る状態が続き,更新の早い事。
ただ,頭の中をクリアーにしたいだけなんですが。
No28をアップして,ほぼvol‐3は終了の予定

vol-4
オイの務めが終り,次の段階へ・・・・・
メリサはMichiの秘密に挑みます。
バンクにも寿命があります。
その死はクラッシュと同じ。再インストールはできない。
どうなるのか,言葉を知ったアイたちはってとこかな。



制作メモ
落書きから始まったこのシリーズ。
15年ほど前の会議中にアイが誕生しました。
ナマコやイソギンチャクをモチーフにしたのではありませんが,
覗かれた方々の反応は,「ナニ?これ,気持ち悪い。」
好感度0でしたよ。
紙切れにかかれたものですから,粗雑に扱い,忘却・・・・・・

それから5年後,転勤に伴い,私物の整理をしておりましたら,
その紙切れが引出しの奥から見つかり,しばし感動の対面。
よれよれの紙に鉛筆でかかれたものをペンで仕上げてやりました。

それがアイです。

それからぼちぼちとかき溜め,
アイアイ,ワム,ムブなどのキャラが中心の
10枚ほどのペン画シリーズになりました。
事前の設定も構想も曖昧なもので,余興としての楽しみですね。

個と集団という漠然としたテーマを重ね始めたのがその頃です。
普段は気ままに行動しているが,一度合体すれば個性が消えうせ,
集団が一つの個性をもった生き物になる。
社会で生活するために,組織の一員として務めている私。
時に代表としての考えと,個人としての考えがそぐわない場面もあります。
組織の舵取りは,長と名のつく御方だけでしょうか。
五感の役割や手足となっている個は,従属するだけの存在だろうか。

コンピューターも目覚しく進歩しました。
仕事上の道具と思っていた物の画像処理におったまげ,
即,Photoshopを購入しましたね。アマにはもったいないですが・・・・

ペン画をデジタル化して画像処理,といっても塗り絵なんですが。
HPの表紙を飾ったのは実はアイシリーズでした。

アイのテーマも広がってきました。
心が通じ合うことは歓びですが,それにも限度があるでしょう。
プライバシーが,ネットを通じて筒抜けになるとしたら困りもの。
アイたちは接触することによって,体験を共有します。
しかも,栄養を分かち合うことさえできます。

生殖に関しては性差を敢えて無くしました。
ですから個の意志でいつでも産むことができます。
そして,クローンの如く,同じ形質を保てます。
しかも,多くの体験を遺伝させることにしました。
これは,生まれ変わりですね。
肉体的に衰えた場合や瀕死の状態の時に,
産みさえすれば,新しい自分が育つわけですから。

そんな生き物が存在したら,
人に活用できるとしたら,不老不死も夢ではない。
その遺伝子の獲得競争が生じるでしょう。

そんな諸々の思いつきを,Mystic Lifeで表現しています。
一つのテーマがそろった時点で,再構成をしますが,
言い足りない面は,今後,こちらに記させていただきます。

********
Mt School バンクの老廃物が溜まって堆積硬化したものです。
        高い山ほど,偉大さの象徴になりますが,
        目立ちますのでよく襲われます。
        
言葉     三つ前のアイが人と戯れるまで,言葉は無かった。
        バンクもアイも同じ生き物であって,分類する必要もなかった。

女史     アイと人との初めての接触した方であり,特殊な力を備えていた。
        莫大な資産の多くを遺言状により,研究所に寄付された。     

1999年 4月
HP復活
不思議な生き物
Mystic Lifeの連載を開始

1998年12月
一時閉鎖

1998年 8月
HPを開設
水彩画と共に
不思議な生き物掲載