毎日食べたい卵…完全食品としてのそのパワー
【 卵の栄養 】
…卵はたんぱく質の多い食品です。卵黄・卵白に含まれるたんぱく質は必須アミノ酸がバランス良く含まれていて動物性たんぱく質の中で最も質的に優れ、栄養価が高いと言われています。特に卵黄にはカルシウムなどの多くの無機質が含まれ、ビタミンもビタミンCを除く全ての種類が豊富に含まれています。

【 卵とアルブミン 】
…アルブミンとは、体を作る材料になる大切なたんぱく質の一つです。アルブミンの値を維持するためには、動物性のたんぱく質を充分にとることが大切です。タンパク質は体内に貯めておくことが出来ないので、毎日補給しなければなりません。血液中のアルブミンが少ないと貧血や筋力の衰えや免疫機能の低下につながります。特にお年寄りや中年の方は手軽に食べられる卵から毎日摂取しましょう。

【 良質なコレステロールを卵から摂取しよう 】
…コレステロールは血管を丈夫にするなど人にはなくてはならない成分です。卵を食べるとコレステロールが上がるなどと言うお医者さんもほとんど居なくなりました。食事でとるコレステロールは肝臓がバランスをとってくれます。良質なコレステロールを摂取して健康な体を作りましょう。

【 肝臓を守る卵 】
…卵に多く含まれる必須アミノ酸は弱った肝臓を回復してくれます。

【 卵黄レシチンがコレステロールを調節する 】
…卵黄に含まれるリン脂質のレシチンにはコレステロール値の上昇を防ぎ動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。

【 卵の白身がコレステロールを調節する 】
…最近の研究では卵白に含まれるアミノ酸シスチンには血中の余分なコレステロールを下げる働きがあることがわかりました。

【 「カラザ」には栄養がいっぱい 】
…「カラザ」とは卵の中にある白いひも状のものでシアル酸を多く含みます。よく取り除いて捨ててしまう人がいますが、シアル酸は、細胞を構成する成分の一つで、細菌の侵入を防ぎ外敵から守ってくれる役割をしていますのでぜひ食べましょう。

【 卵は記憶力を良くする 】
…卵は食品の中で最もコリンの含有率が高く、それは卵黄に含まれています。コリンは脳で記憶や学習に深い関わりを持つ神経伝達物質・アセチルコリンの原料になる物質です。最近ではアルツハイマーやボケ防止の薬として研究されています。

【 卵を食べて風邪予防! 】
…卵の白身には風邪薬の原料となるリゾチウムが多く含まれています。卵が保存食である一つの理由としてリゾチウムが卵を細菌から守ってくれているのです。



昔翁ありき・鹿鳴館
農林大臣賞受領

〒355-0002 埼玉県東松山市東平1709
TEL:0493-23-7763 FAX:0493-23-0807