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撮影地：勝田駅

651系は1989年3月改正で特急「スーパーひたち」として登場した。JR東日本が初めて製造した特急形電車で，日立以南では130km/h運転を行う。しばらくの間は「スーパーひたち」専業だったが，2002年12月改正からは特急「フレッシュひたち」としても運転されるようになり，さらに2005年12月改正からは金曜の夜限定で仙台−原ノ町間に定員制の快速「常磐ホームトレイン」としても運転されるようになった。しばらくは様子見の状態が続いたが，2007年3月のダイヤ改正で運転を終了した。

乗車するには乗車券・定期券のほか，300円の乗車整理券が必要で，仙台駅1番線ホームと岩沼駅みどりの窓口で，運転日当日の20時から発車時刻まで発売された。乗車整理券は降車駅で回収された。

普通車の車内はリクライニングシートが970mmピッチで並ぶ。座席は1997年ごろまでに交換されており，登場当初の安っぽさはなくなっている。脚台は従来型を踏襲しているので，最近の車両とは異なり座席下が空いておらず足を伸ばせない。白い枕カバーは付けた（前列車の）まま運転される。

通常は4両編成での運転のためグリーン車の連結はないが，参考までに。シートピッチは1160mmで，登場当初は衛星放送を見ることができるモニタが付いていたが，座席を交換された際に撤去されている。

特急「スーパーひたち39号」として仙台に到着後，車内整備の後に運転された。原ノ町到着後は仙台まで回送され，翌日の運用に備えていた。

2006年11月11日，クハ650-18 調査