Epituff Overdrive

シノトオ  

 篠遠吉威君ハンドメイドのハヤカワ専用オーバードライブで '07年から愛用。歪ませても線が細くならず掛りを浅くすればソロだけでなくバッキングのベースラインでも音ヤセせずに使えるものをというオーダーに応えてもらった。
  ツマミは左からレベル、トーン、ドライブで一番右のものは、右下の名付けて特製<ヒート>スイッチの効き具合のレベル。これを踏むとより派手な音になるのだ!

 
 
 
 
Screaming Fuzz
田中篤志製作  

 01年頃から使用。ミキサー田中君の作で、強烈過激で気に入っている。音ヤセも気にならない。欠点はどぎつすぎてつい良心が働きレベルを下げてしまうところ。ステージでモニタースピーカーからベースを返している他のプレイヤーには恐れられる。

 
 

MXR Boost/Overdrive

Custom Audio Electronics  

 海外にMC924スペシャルを持参するのが不安な為、他のベースで押し出しのある音を作ろうという目的でそもそもブースターとして使い始めた。十二分な迫力あり。歪み音は硬質であまり好みではないのだがツアーでどんなアンプに当たるか分からない時には安心の一台。

 
 

VooDoo Bass

Roger Mayer    

 太さが定評の名機Voodoo、これは90年頃に購入。当時としては最高点だったがどうしても歪みモノの宿命、音が遠くなってしまう印象。これを払拭してくれたのが田中Fuzz。

 
 

PD7/Phat Hed
Ibanez

 上記・Screaming Fuzz のフットスイッチが欧州ツアー中に折れてしまいロシア・サンクトペテルブルグで2004年秋購入。楽器店にはベース用歪みはこれとDODしかなく、試奏の結果おとなし目のDODは落選。ギター用の怪しげなロシア製にも興味があったが耐久性を考えこれに決定した。ツマミ左下の黒い部分はクリーン/オーバードライブ/ディストーションの切替スイッチでこれでかなり音色の幅が出る。また、ツマミは一番左のように押し込める構造なので不用意にセッティングが変わってしまうことを防げる。

 その後、やはり田中機の強烈さには及ばないので篠遠君にアウトレベルを上げる改造を依頼したところ音色自体も派手目にしてくれて結果には大満足。それがきっかけでEpituff ODを製作してもらうことになった。