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2002年5月9日、千葉県による「女性サポートセンターオープン記念フォーラム」が行われました。 千葉県は4月より「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法) ここのセンターの業務は以下のとおりです。
知事は開所まもなくセンターを視察し、その実態を講演の中で披露されました。
一人一人の話を聞くと、現代社会の縮図のようで、現代社会のひずみの現われと思われる。 女性センターの業務の中の、保護命令申し立てとは、配偶者による暴力は犯罪であると法に詠われ、裁判所が女性の保護命令を出すことができます。2001年10月に施行されて以来、千葉県では28件の警察への申し立てがあり(東京都15件・埼玉県4件)、実際に保護命令が出たのが14件うち、逮捕1件と言う成果がありました。「DVってなに?」というマニュアルを県の職員や県警察、裁判官、医師会等に配布したり、研修を行ったりして周知された成果だと言う事です。 これだけでなく、被害女性たちからの声に、なお耳を傾け、課題をたくさん指摘され、解決へ向けて、対応をしていくとのことでした。
これからは、「おんなのスペース・おん」のように、行政の隙間を埋める様々な民間の支援活動が生まれるといいと思います。具体的には、障害女性の支援・外国人女性の支援・性被害を受けた子供のサポートや情報ばかりを提供する団体・それらのネットワークを支援する団体の設立などです。 私たちは1996年から県内の女性政策やDV対策について調査をしてきましたが、その後、法律ができ、知事によって、センターも開設され、その後の課題に向けて、対応を考えていこうと、次々と進んでいく女性政策に感動してしまいます。
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