※議案や一般質問をわかり易くお伝えするために、皆様からの質問に行政の答弁を踏まえて、私がお答えする形式にしています。


1.骨髄バンクへのドナー登録について

  Q1 骨髄バンクってなんですか?
  A1 白血病や再生不良性貧血など血液疾患の患者さんへの治療方法として骨髄移植があります。健康なドナー
の腰の骨から骨髄液を採取し、患者の静脈に注入し造血機能を回復させるものです。ところが患者とドナーの白血球の型が一致する確率は、親兄弟で4人に1人、それ以外では数百から数万人に1人とまれです。そこで、多くのドナーが必要な為、1991年に骨髄バンクが創設され、全国で、4000人を超える人が移植を受けています。ドナー登録者数は30万人を目標にしてきましたが、まだ16万人と半数にしかなりません。昨年の移植希望者は1500人その内250人が移植を待たずに亡くなっています。
  Q2 どこで登録するのですか?
  A2

県内には6ヶ所の登録場所がありますが、市川市内にはありません。そ
こで、市として市役所の献血会場等にドナー登録できるようにできないか質問しました。
また、登録できるのは20〜50歳の人で、働く年齢層なので、休日の登
録でなければ困難です。市としては、役所内献血時の併行登録会は可能性があるということと、休日人出の多いところについては、日赤との協議をしていくとの答弁でした。

今回の質問は骨髄移植によって職場復帰を果した患者さんからの訴えを質問にしました。 ちょっとした行政の配慮で、1人でも多くの患者さんへの骨髄提供を実現したいと思います。
骨髄バンクについてのお問い合わせは:
全国骨髄バンク推進連絡協議会
03−3356−8217まで

ご意見、ご感想をぜひおきかせください。Email:takayo-i@msh.biglobe.ne.jp

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