●主な議案可決
 
  ◆保育クラブ有料化
    放課後児童を預かる保育クラブは公設公営、おやつ代のみで運営されてきました。今年4月から、指導員は社会福祉協議会の1年雇用の臨時職員としての身分に一元化され、次の課題である無料から月8000円に有料化する議案が出ました。しかし、議員は一斉に反発。修正案が出され、職員の複数配置等環境改善の為、経過措置として4月より1年間は5000円(おやつ代別、第2子からは半額)とする事になりました。運営費4.5億の内国・県の補助金を除く3.76億円が市負担。その約半分を受益者負担としたいという行政案に、子育て支援に逆行するとして議会が修正をし、負担の軽減を図りました。
  ◆自転車駐輪場使用料・保管料改定
    駐輪場使用料が一律1000円(1ヶ月)であったことを改め、駅からの距離によって、無料から2000円の4種類となりました。遠くにある駐輪場は第4駐輪場として無料開放となります。レンタサイクルと共に少しでも放置自転車減少に効果があればと思います。また、条例化する事により、市の管理責任を明らかにしました。このことで、駐輪場のホームレスの追い出しにならないかということについては、ホームレス自立支援法と関わりで、市の福祉施策との連携で対応するとの説明でした。
  ◆寝たきり老人や重度障がい者の福祉手当廃止
    今議会は値上げや手当ての廃止と厳しいのですが、介護保険制度や障がい者支援費制度等、介護の社会化へむけて整備され、利用度も増して家族の負担も軽減されつつある中、手当て廃止が実施されます。なお、国の制度である家族介護慰労金制度を市としても検討中。

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