県知事を誕生させてから、選挙で一緒に闘った県内各地の議員や仲間達と三番瀬問題については昨年6月に提言書を提言しました。

  (1)「千葉県の福祉政策に関する提言」を2002年6月14日に提出しました。
 

県内の高齢者・児童・障害の各分野で活動している人々がつどい、2001年10月から「自分らしい地域生活支援研究会」をたちあげ、半年に亘って議論をかさね、知事に手渡しました。
「心身のハンディキャップがあってもだれもが自分らしい生活を継続する権利があるというノーマライゼーションの思想」と、「徹底した市民参画による地域社会運営・市民主権の考え方」に基づいて提言したものです。
高齢・知的・身体・精神・児童の5分野にわけ、それぞれに当事者主体・地域生活支援・権利としての福祉・教育・雇用の5つの共通の項目を置きました。
 私の参加した高齢分野の地域生活支援の項目では

  • 縦割りの各種の計画を一体的総合的に立案すること
  • 在宅介護支援センターを中心とした地域ケアシステムの確立。(モデル事業を置く)
  • 身近な地域(空き店舗・空き教室利用)で「いきいきふれあいサロン」など、介護予防・予防リハビリを進める
等を提言しました。

  (2)千葉県男女平等条例をめぐる動き
 

知事は男女平等条例を制定すべくこの1年間専門部会で検討をしていきましたが、2002年6月条例の基本的な骨子が提案されました。県内には、「男らしさ女らしさを否定するな、旧来の伝統を守るような条例に」との逆の動きがあり、県内の女性団体は本年「平等条例ネット」をたちあげ、私たちの意見を県に提出してきました。名称については、平等・共同にこだわらないようです。
知事は誰もが親しめ、使える日本一の条例にしたいと、かなり特色を出してきました。暴力行為の根絶、生涯にわたる女性の健康支援、苦情処理・相談体制の整備等が含まれています。


  なお、市川市の「男女平等基本条例案」は現在、市内の関係団体によって検討されています。女性のつどい・男女平等参画基本計画策定市民会議・大学ゼミ学生・中高生・農協婦人部・商工会議所・青年会議所・教職員組合・政党女性部・女性市議をふやそうネットワーク等 。 これらの意見をまとめ、8月に議連で調整し、公聴会で一般市民のご意見を伺うつもりです。

 

ご意見、ご感想をぜひおきかせください。Email:takayo-i@msh.biglobe.ne.jp

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