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「地域ケア真間」が6月4日に開所式を迎えました。2000年10月に、休眠中だった社会福祉協議会真間支部を再度立ち上げる為、地域の自治会長や民生児童委員、母子福祉推進委員等の方々と真間小学校で会議が行われました。
はじめは、「そんな大変な事は出来ない、そんなに相談するほど問題の人はいない」等、消極的な意見ばかりでした。しかし、同時に、支部活動の中で、6町内会の60名のお年寄りと小学生のお手紙交流が始まり、学校で昔遊びをしたり、給食を一緒に食べる会などした所、徐々にやって見ても良いかなと言う雰囲気が出来あがってきました。
しかし、真間地区は公共施設がなく場所の確保が問題になりました。その時、いつも会議に出席してくださっていた前真間小校長の藤代先生から、ゆとろぎ相談室(こどものリラックスルーム)なら、火曜と木曜は空いているから使ったらという提案をいただくことができました。
4名の地域の相談員さんを選出し、スタートしました。相談員さんはみんな適任者ばかり。開所式に市長が少子高齢時代にケアシステムの重要性を述べられ、社会福祉協議会会長からも大きな期待をよせられ、当日ご挨拶なさった相談員さんは「やる気満々です!」と答えてくれました。
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相談員さんとのおしゃべりも大切なコミニュケーション
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その後、一ヶ月が過ぎようとしています。いつもご近所の方々が集まって、折り紙や健康体操(保健婦指導)・昔遊び等を楽しんでいます。休み時間には大勢の子供たちが「なにしてるの?」と入ってきます。先日は町内の方が庭から大きな竹を切ってきてくれ、七夕の飾りを子供たちとつけました。お手伝いしてくださる地域の方も、お手玉作り・縫い物・お話相手・昔遊び等のボランティアで、できる事を楽しんでやって下さいます。お茶のみボラだって良いんです。貴方も参加しませんか?
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休み時間には子供達も大勢お手伝いに。
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こんなにのびるのよ!
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こうしたサロン活動から、信頼関係が生まれ、日頃の心配事の相談もちらほら出てきました。何かあれば、バックアップシステムとして、地域の在宅介護支援センターやふれあい相談課、社会福祉協議会、そして、近所のお医者さんも力になってくれます。
また、来所者からは、貴重な情報も来ています。近所のお弁当やさんの味や量についての話から、病院情報、介護サービスの使い方等。他の方の役にも立ちそうです!!
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