議場に国旗掲揚決議採択
 

 

世間では6月はサッカーワールドカップで盛り上がりました!国民は純粋に日の丸を振り、選手たちを応援しました。しかし、この時とばかりに「議場に国旗を掲揚する決議」が上がってきたのにはびっくりしました。今までも議会運営委員会で何度も議論してきましたが、「国民の合意はできていないし、もちろん議会内でも反対の人がいる以上、拙速に掲揚すべきでない」ということで落ち着いていたものと思っていたからです。この問題をこの時期に、数で押し切るのは如何なものでしょうか?サッカー応援の日の丸と、議場の国旗掲揚では全然意味が違うと思いませんか?採択の結果、多数で可決。



住民基本台帳ネットワークシステム稼動延期の意見書否決
 

 

国では8月から、すべての国民に11桁の背番号をつけ、全国自治体の住民基本台帳をネットワークで繋ぎ、行政事務の効率化を図ろうとしています。
 しかし、今国会に個人情報保護法案が出されましたが、おりしも、防衛庁の個人情報リスト漏洩問題で、修正を迫られています。不完全なプライバシー保護の下では、このネットワークシステムを早急に稼働すべきではありません。また、ハッカーの侵入に対するセキュリティも万全ではありません。そこで、延期の意見書を上げようとしましたが、前日まで保守系会派も賛成するとの約束があったにも関わらず、当日になって国の与党三党から、こういった類の意見書には賛成しないでほしい旨の通知が来たとかで、賛成少数で否決されてしまいました

 

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