|
|
|
|
2期目の千葉市長の所信表明演説は、
でした。 私は前任期中の財政再建への取り組みが一応の成果をあげた今、方向転換すべきと思っており、緊縮予算だからと政府の補助金に左右されて、市政の優先順位を変えてはならないと感じました。しかし、地域をキーワードとする取り組みこそは、まさに少子高齢社会への市民参加の実践と、評価します。 |
| 1. | 都市計画法の改正により、開発許可基準を定める条例可決 | ||
|
この条例で私が最も重要視した点は、市川市にとって大切な緑を残す、北部の市街化調整区域を開発から守ることができる条例になっているのか、ということでした。急激に市街化へ規制緩和するのではありませんが、あくまで緩やかに良好な開発へと誘導するものであって、積極的に緑を保全するものではなく、それは都市マスタープランや景観条例、緑地保全法の指定等に譲るということで、がっかりしました。
|
|||
| 2. | 宅地開発事業における事前協議等の手続きの義務化と、公共施設整備を明確にした条例可決 | ||
|
市川市は以前から、宅地開発指導要綱で開発等に一定の基準を設けてはいましたが、条例化により一段と強い位置付けとなりました。これは建築基準法の改正により、建築確認が民間機関でもできるよう規制緩和されたため、それに伴う市の指導が難しなりますので、市との事前協議や近隣住民に対する説明を義務化したことは画期的なことだと思います。真間山に建築されようとしている6階建てのマンション建設は、この近隣説明がすべての協議のあとになっていたため、今も住民の合意を得られず紛糾しています。
|
|||
| 3. | 市川市霊園に小規模な芝墓地と、有効利用されていない墓地の返還をしやすくする条例可決 | ||
| 墓地のニーズが高まる中、一方で、有効利用されていない墓地も800基もあるというのも現状。そこで、それらを整理して、市民要望に応えるものです。芝墓地は83万円余と低価格。2003年までに、160区画用意するものです。将来は共同墓地構想もあります。 | |||
| ご意見、ご感想をぜひおきかせください。Email:takayo-i@msh.biglobe.ne.jp |
![]() Homeに戻る |