男女共同参画基本法が施行されて以来、市議会の8名の女性議員を中心に条例作りを目指して勉強会をしてきました。9月からは広く全議員へよびかけ、44名中29名が条例制定推進議員連盟に参加してくれ、活発な議論が展開されています。超党派の議員が集まり、条例作りへ向けて本音での意見交換を行うことは、議員になった頃からの私の理想でした。本当の議員活動ってこういうものなのではないかと実感しています。


議論のなかで、条例の名称について「男女平等基本条例」という案が出されました。「共同参画」より、あえてストレートに市の基本政策に「男女平等」を位置付けようと、男性議員から意見が出されたことが印象的でした。また、水戸市からお招きした3人の議員さんから、「議員提案は市民提案」となるよう、議員によるたたき台を多くの市民に議論してもらい、それらへのファックスでのやり取りに明け方まで奔走したこと等で、市民ととも
によりよい条例ができたこと等を伺い、 市川市の議連も勇気をもらいました。
今年の9月議会には条例案を議会に提出できるようスケジュールをたてました。

 
2002/1 条例についての基本的勉強会
2002/2 前文・その他条文の検討
2002/3 男女平等参画基本計画とのすりあわせ
2002/4 条例案たたき台完成
2002/5 女性団体との話し合い中学・高校・大学生へのアンケート、一般市民への公聴会
2002/8 条文の再検討
2002/9 議案提出

これから長い道のりがありますが、多くの議員諸氏と協力して、何とかがんばっていきたいと思っています!5月以降、市民の皆さんのご協力もお願いします!!なお、現在、女性政策課と策定市民会議のメンバーが「男女平等参画基本計画」を策定中です。これとの整合性も取りながら進めていきます。今年は市川市にとって、「男女平等年」になりそうですね。

ご意見、ご感想をぜひおきかせください。Email:takayo-i@msh.biglobe.ne.jp

Homeに戻る