| Q1. |
市川駅の南口が再開発されると言われ、20年が経ちますが、従来の計画は19階だったのに、どうして急に37階が2棟と17階になってしまったのですか? |
| A1. |
周辺の住宅密集地と狭い道路は、防災上非常に危険です。権利者の資産を守ったうえで、駅前広場や道路の整備が必要。再開発の手法で整備。以前は大型商業施設とオフィスを誘致する計画でした。
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地価の低落と景気の低迷で計画の見直し 都市型住宅+生活密着型商業 |
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低層で幅広の建物は、圧迫感と風害が強い |
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超高層ビルのほうが風害が少なく、しかも売れ筋 |
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事業費捻出のために必要な床面積の確保 |
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37階ツインタワービルに 3階までは商業・業務、4階から37階までは住居(1090戸) |
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| Q2. |
総事業費と市の負担分は? |
| A2. |
総事業費510億円で駅前の整備や補償費などにかける費用は85億円。すでに43億円を投下して得た用地は、新しいビルの公共施設の床及び駐輪場となります。 |
| Q3. |
超高層での火災が心配ですが。 |
| A3. |
出火しても炎症しないような耐火構造、消防専用の非常用エレベータの設置、屋上は避難者救出にヘリコプター使用可。24時間監視の防災センターの設置などの防災対策を施す予定になっています。
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| Q4. |
既存の商店街との調整はどうなっていますか? |
| A4. |
大店立地法により、出店調整はできません。再開発と周辺商店街との共存共栄のために努力するということになっています。
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| Q5. |
人口増で学校や保育園は十分でしょうか? |
| A5. |
宮田小学校の余裕教室利用で対応することになっています。市川南地区の大規模な開発に伴う保育園や子育て支援施設は、駅ビル活用手法も含め見当することになっています。
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| Q6. |
市川南地区は村岡ゴムや明治乳業跡地開発もあり、今後どのような地域になっていくのですか? |
| A6. |
狭い道路+密集住宅+工業郡から、江戸川の自然と下町的雰囲気を生かした都市型住宅の形成へと変貌していくと思われます。
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今後の整備の方向性の検討については、市川地域まちづくり共同研究会(市川市+都市基盤整備公団、平成9年〜)と市川南地区まちづくり協議会(地域住民参画、平成7年〜)などで協議されていくことになると思います。この2つがどう連携するのか答弁では明らかにされませんでしたが、充分な情報公開と市民参画で行われていくのか、今後もチェックが必要と思われます。