一般質問

今回は「市川市のまちづくり」について取り上げました。


(1)総合計画・基本構想策定について

Q1. 策定プロセスはどのように行われましたか?
A1. 2年前から市民意向調査等をもとに7月に原案ができ、審議会に諮問。10月末に答申の予定。また、原案策定前に27名の公募委員による「市民懇談会市川21」を設ける等市民提言を受けました。今後、市民団体説明会や各地区での広聴会を開き、市民の意見を反映し、原案修正をして、12月議会に諮られます。
Q2. 策定プロセスでの市民参画は以前より進んだのでしょうか?
A2. 原案策定前に市民懇談会をもったこと(5回)、や公聴会の開催など、一歩前進したとは思いますが、三鷹市などでは2年間の市民間の議論というステップを踏んでいます。下からの積み上げをもっと大切にすべきではないかと指摘しました。また、市民参画の仕組みとして常設の地区毎との懇談会を設置し、今後の計画の進行管理で意見を反映してはどうかと提案しました。
Q3. 答弁はどうでしたか?
A3. 「計画の実行段階でも市民との協働をしていく。また、市民参画の仕組みは時間をかけて考えていく」(企画部長)と答弁されました。21世紀・分権の時代には、具体的な「市民参画のシステム」こそ重要だと思います。


(2)都市計画マスタープランの策定について

Q1. 都市計画マスタープランって何ですか?
A1. このプランは土地利用・道路・再開発・下水道などの基盤整備などの整備方針ですが、これによって都市の骨格が決定してしまいます。法律では、住民の意見を反映するよう書かれています。
Q2. 策定のプロセスはどうなっていますか?また、市民参画はどのように行われますか?
A2. 今年度は都市の現状と課題を探り、来年度全体構想(案)を作る。そして、地域別市民説明会を開催して住民の意見を聞くそうです。
Q3. 地区毎の市民意見の聴取から始めてその積み上げでまちの全体構想を作るべきではないですか?
A3. その通りです。都市計画の分野は市民参画のシステムや地域という横断的な視点が、一番送れています。このことが「まちづくり」から市民を遠ざけており、反対運動しか生まれませんでした。これらの反省から「地域別市民説明会」を常設の「まちづくり協議会」のようなものに発展できないか質問しました。
Q4. 答弁はどうでしたか?
A4. 「縦割りだった建設行政を、地域毎のまちの整備プログラムや将来像を市民とともに作りあげるような地域別の政策に転換していきたい」と、建設局長の答弁をいただきました。


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