| このシリーズを書き出して、約1年。行政と市民の対話・協働・参画を追いかけてきました。暗中模索、試行錯誤の中、市民も行政も、合意形成に苦しんできました。市民参画のチャンスが増えれば、それだけ、市民の力量が試されてきます。情報が公開されれば、その情報を正しく読み取る力が、また、それをもとにどう現状を方向づけるのか、具体的な方策はと、次々と難問が出されます。時々、気の遠くなるような作業だと思うこともありますが、「協働」とはそういうつらい作業の積み重ねなのかもしれません。 | ||
| ■苦悩する3・4・18号線問題■-調査手法をめぐって難航- | ||
| 市川インター→国道14号→八方橋→霊園へと南北にぬけるこの都市計画道路が用地買収率7割で難航しています。3月のわたしの質問で、住民との話し合いのズレを修正して答弁に沿って対話をはじめています。
↓ 3・4・8号線開通当初の交通量予測、環境予測 ↓ 対策
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| ■ゼロからの出発 ボランティア・市民活動推進懇話会■-困難な市民間の合意形成- | ||
| 30人の委員が8回に亘って議論を続け、ようやく起草案が出てきました。これをめぐってまたまた大議論。今回は昨年に引き続き、座長に大学の先生。アドバイザーにNPO支援団体の専門家、起草案まとめ作業にコンサルも入るという体制をもってしても、30人各々の思いは異なり、合意形成に時間がかかっています。長年、縦割りだった行政によって、市民団体もなぜか縦割りの現状です。しかし、ボランティア・市民活動がより活発なものになっていくには、行政と市民。市民団体のパートナーシップにもとずき、活動の拠点や仕組みが必要です。この起草案は市民がゼロから積み上げた結果です。よい提案になることを望みます。 | ||
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