一般質疑


3月22日は、県内初の「夜間議会」が開かれるということで、私は幸運にも一番を引き当て、当日200名の傍聴者の前で一般質問をするチャンスをいただきました。今回は9月議会に引き続き、都市計画道路「3・4・18号線問題」を取り上げ、市長の言う「市民との協働」が道路計画にどう生かされるかを質問しました。


Q1: なぜここまで住民不信を招いてしまったのですか?

A1: 話し合いは何度か持たれたのですが、行政と住民の「話し合いの前提」が全く逆になっていたことが原因と思われます。


--行政-- --住民--
市長答弁にも見られるように「この道路はかつてない環境に配慮された行政の計画案である」 その影響からどう住民を守るかとういう構造・対策が考えられるべき
もともと環境アセスが義務づけられている道路ではない 最大の交通量予測に基づいた環境調査が行われるべき
将来外環道も含めて市内40の道路がすべて完成したときの交通量を基本に考えている すべての道路に先んじてできるので、当面は交通量が集中し、被害を被る


Q2: これから関係をどう修復していけるのでしょうか?

A2: 市長・土屋助役・部長・局長の答弁からわかったことは
  1. トンネルや環境調査につい ては、専門のコンサルを交えて各団体の代表と方法論等を決定していき、住民説明会を実施する。
  2. 八方橋の平面交差か、環境影響を小さくするためのトンネル かについては設計を示していく。
  3. 交通量については、3・4・18完成後、外環道ができるまでの期間をとらえた予測をしていく。
  4. 環境調査も、3.をふまえた予測はするが、SPM(浮遊粒子物質)予測については検討課題とさせてほしい。
  5. 調査委託料は、不足なら補正予算を組む。
  6. 計画変更の可能性は「正当な理由」があれば可能だが、慎重に検討したい。
  7. ディーゼル規制については積極的な対策をとっていく。
  8. 道路行政のルール作りについては、「意思決定システムは時代の変化に応じて対応していくが、公共施設の建設については、継続性と新しい時代ニーズの両面から考えながら取り組みたい」 (土屋助役)


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