2000年を行政元年に


皆さんが使用する公共施設の使用料と、各種手数料の見直しが行なわれました。今まで、各施設でバラバラだった料金算定の方式を一律化し、コスト(光熱費・管理費・人件費・建設費等)を算出して、割り出したものです。

特徴は

  1. 施設を使用する市民と使用しない市民との負担の公平(受益者負担)を考慮
  2. 建物の建設費もコスト計算に入れる
  3. 夜間料金や冷暖房費はなくした
  4. 昼休みを含め、時間貸しが可能
  5. 市民と行政の負担割合を5段階とした
  6. 値上げ幅は1.5倍までに抑えた
等。

今議会では、今回の見直しに出てこない保育クラブ料や庁内駐車場料金等も受益者負担が原則なら値上げすべきだとか、コストが30倍もかかるのならもっと上げるべきだとの意見と、市民負担は避けるべきだとの意見が二分しました。

現状の財政状況で市民ニーズも多様化する中、料金算出に一定のルール作りをしたことは、多くが評価しました。しかし、子どもや高齢者の使用には考慮することと、値上げ分は施設の維持修繕費に充てること等を条件に可決しました。


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