最新のニュース<2011年3月>

新人戦2日目

新人戦2日目。
八北関係者のみなさま、一日お世話になりました。
15期生たちは、前回よりは落ち着いて、試合に臨めていました。
こちらの指示を聞いて実行できたところは誉めました。
ただやはりディフェンスとハンドリングが悪すぎ!
特効薬はありませんので、今日からの練習で地道にやっていこうと思います。
3ヶ月後に効果が出てくるように。

全国大会中止!

この怒りをどこにぶつければいいのか分かりません。
誰も悪くないだけに・・・。

夕方、一関のS監督から電話がありました。
メールは送っていたのですが当然返信もなく心配していました。
が、今日の夕方にようやく確認できました。
S監督もチームのみなさんも無事とのこと。
ただ水道・電気・ガス等のライフラインは全て遮断され、テレビも見られないので、私たちよりも現在の状況が分からないとのこと。
そんな中、(全国に向けて)少しでも身体を動かしておこうと、今日あたりから、外で練習を始めたらしいです。
校庭のリングで。
体育館に避難している人が大勢いるため、迷惑をかけないように配慮しながら。
原発、停電、諸問題が山積みで、大会どころではないかもしれません。
でも一縷の望みにかけて、それを生きる糧にしてがんばっている人たちがいる。
私は感動と不安で、電話を切りました。
「何か分かったら、連絡してくれ」との言葉を最後に。

で、先ほど、バスケ協会の最終判断を知りました。
ミニの全国大会は、中止です
言葉がありません。
判断した人が悪いとも思いません。
きっと誰も悪くないのでしょう。
でも、この決定をS監督にどう知らせればいいのでしょうか。
S監督はあのチームを4年かけて作り上げました。
魂を込めて。
2、3年生中心のチームが6年生チームと戦いながら。
子ども等は、その4年間、ずっと全国を夢見て、努力してきました。
こういうチームは、きっと一関だけではないと思いますが・・・。
そして素晴らしいチームになりました。
全国大会でも、伝説になるような!

この文章を書いている最中に、S監督から電話がありました。
きちんと事実を知らせました。
さすがは私の師匠です。
「予感はしていました。こうなったら、この連中で、全中を狙いますか。」
と笑いながら言ってました。
でも心の中は全く笑っていませんでした。
それが痛いほど分かりました。
涙が出そうなくらい、つらい会話でした。
死者がたくさん出ている中で、それくらい仕方ないだろ、と言われてしまうかもしれません。
確かにその通りです。
でも、やっぱい悲しいし、悔しいです。
自宅や環境をボロボロに破壊された上に、長年夢見てきた舞台までなくし、選手・保護者・指導者のみなさんは、今、どういう心境なのでしょう。
自然が相手なだけに、どこにもぶつけられない怒りを、ただただ、もてあましています。

戸田ネット中止

大変残念ですが、戸田ネットを中止しなくてはならなくなりました。
今回の地震により、戸田スポーツセンターの空調のパイプを支えるボルトが落下し、点検修理の時間がかかり、4月2日に間に合わないとの連絡があったからです。
早起きをして申込をしていただき、さらにメンバー表まで提出してもらっていた参加チームのみなさまには、本当に申し訳ない気持ちです。
可能であれば、6月か7月に改めて、戸田ネットをやりたいという気持ちはありますが、実現できるかどうかは今の段階では分かりません。
どうかご了承ください。

外練

1週間ぶりの練習が行われました。
1週間も練習しないなんて、創部以来、初めてのこと。
まあ戦後最悪の自然災害があったわけですから、仕方ないですね。
それでも、子どもも指導者も、ウズウズしてきているので、練習の再開を決めました。
気持ちは前向きに!
体育館は当分、使用できないので、スポセンの陸上競技場に集合しました。
夕方だというのに、ポカポカ陽気で、気持ちよかったです。
外での練習ということであまり集まらないかな、と予想していましたが、レギュラー組全員が参加してくれました。
久しぶりに会った子が多く、地震のことや学校のことなど、みんな話が途切れませんでした。
練習の方は、ボールを使わないフィジカルトレーニングを1時間。
1週間ぶりということもあり、悲鳴をあげている子もいましたが、みんなが笑顔でした。
やっぱりこの笑顔が、世の中を明るくしてくれるんだなあと改めて感じました。
わずか1時間、ミニバスの子らと一緒にいただけで、私自身、いろいろなストレスや不安がふっとんでしまいました。
集まった5人の指導者、みんな同じ思いだったことでしょう。
チーム練習が終わったあと子どもらは、いくつかの小学校に分かれ、シューティングをしに散っていきました。
かなり走ったあとなのに、みんなまだまだ、元気いっぱいでした!
時間の許すかぎり、この練習を続けていこうと思います。

あこがれのOB

ポカポカ陽気の中、陸上競技場にて、フィジカルトレーニングを1時間行いました。
OBのI毛田兄弟とR助の3人が、身体を鈍らせたくないという理由から急遽参加!
大学や高校でも、体育館が使用できないようです。
月バスにもちょくちょく登場するスター選手らが来てくれたことで、子どもらの目も輝いていました。
練習メニューは、初日よりもハードになり、泣きながら取り組んでいる子もいました。
感動の涙でしょうか!?(笑)
OB3人も、「これは、きつい!」と悲鳴をあげていましたが、最後まで同じメニューを付き合ってくれました。
大きく成長したOBが、ちびっこたちに混じって、一生懸命に取り組んでいる姿を見ると、嬉しくなりますね。
中学生も、ぜひ自分を鍛えに参加してほしいものです。
子どもらは、その後もシューティングに散っていきました。
こうやってみんなでそろって運動できるだけで、幸せなことですね!!

新人戦最終日

南部地区新人戦の決勝トーナメント大会が、「東北関東大地震被災地復興支援大会」と称し、行われました。
地区責任者から本大会の趣旨が説明され、被災者への黙祷が捧げられました。
賛否両論あるかもしれませんが、今の状況を子どもらにしっかりと説明し、被災者へ哀悼の意を表し、募金活動も行うという今回の趣旨は、とても意義のあることだと私は感じました。
地区責任者はじめ、競技役員等の理事の皆様の勇気ある決断に、感謝したいと思います。
どのチームの子どもたちも、久しぶりの体育館、久しぶりの試合に、とても生き生きしていたような印象を受けました。
我がチームもそうです。
ここ数日、陸上クラブとなっていただけに、今日は楽しい一日になったことでしょう。
ただ1試合目は、宗岡に完敗!
前半こそ多少試合になったものの、後半は1点もとらせてもらえませんでした。
まあ教えてないことだらけなので、仕方ないなあと思っていました。
今年度も、追いかける立場です。
2試合目は、交流戦ということだったので、ベンチメンバー全員を出しました。
せっかくこういうゲームを与えてもらったのですから、勝ち負け関係なく、みんなでバスケを楽しみました。
本当に、主催者に感謝です。
最後になってしまいましたが、本大会を運営してくださったみなさま、会場を提供してくださった東川口ミニ関係者のみなさま、そしてわざわざレフェリーをしに来て下った審判委員会のみなさま、本当にありがとうございました。
明日から、また陸上クラブに戻ります。
しばらくは、足作り、体作りです!