今月のニュース<2000年6月>
170センチ入団!
期待の大型新人が入団しました。6年生で身長170センチ。戸田ミニの歴史上一番大きい子になります。もちろんまだまだ素人状態で、即戦力というわけにはいきませんが、2ヶ月間、しっかり練習に来て、夏休みの練習に耐えられれば、間違いなく秋には相手チームの嫌がるセンターとして活躍することでしょう。楽しみな選手です。
また、その子の入団により、他の子の目の色も変わりました。いくら大きいとはいえ、入ったばかりの子に負けたたまるかという気迫がありました。うれしい効果です。
ただ、反面足を故障する子が多く、心配しています。うちはほとんどフットワークをしないで、どちらかというとボールを使った「走らない練習」をやってきたのですが・・・。夏は、走らせようとしていただけに、ちょっと残念です。(6月4日)
スポ少南部予選、1回戦敗退!!
春の県大会予選の抽選会、またしても1回戦の相手が与野西北。どうしてこんなに仲良しなのでしょう(笑)
絶対的な経験数のないうちにとって、百戦錬磨の与野西北はまさに雲の上の存在。しかし、ただやられるのは絶対嫌です。というわけで今週は月曜から土曜まで毎日練習しました。子どもたちもやる気十分でした。
今回の西北対策は、「だんご作戦」につぐ第2弾!「戸田ミニイリュージョン、一か八か作戦」でした。簡単に言うと、西北の選手たちをマインドコントロールするという高度な作戦です(笑)
まず1Qにそこそこ当たっていけるベストに近い面子をそろえ、オールコートでがんばらせます。ここで「お、戸田もやるじゃん!」と相手に思わせます。そして2Qにはでかいのをそろえ、「強そうだ」と思わせ相手のリズムを狂わせます。すなわちハッタリです。
この作戦のひとつとして、入団して1週間の渡辺(170センチ)にいきなり6番のユニフォームを与えました。(やっぱでかいのが18番とかつけてると、初心者だよって言ってるようなものですから)まさに心理戦(笑)渡辺には「うまそうな顔して、パスはもらうな、ボロが出るから」と説得しておきました。(他にも練習のときから、1オクターブ低い声で話をしろとか目つきを鋭くとかアドバイス)もちろん真剣です!
試合前、いろいろな人から「戸田イリュージョンって何?」と聞かれました。それだけ注目(?)されていたようです。「コートから人が消えるの?」と聞いてきた人もいました(笑)
しかーし、現実はそんなに甘いものではありません。そんなハッタリが常勝西北に効くわけがなかった!(もっと早く気がつけ)うちにしては粒をそろえた1Qから手も足も出ないで、あっという間に30点差。途中から「ハーフでいい」と相手ベンチから温情をかけていただく始末!1Qがこれでは、2Qでどうにかなるわけがありません。ベンチから私が消えたい気分でした(笑)
結局、毎年恒例となった春の西北戦。例年通り、完敗でした。(来年は御払いをしてからくじをひくぞと決意!)
でも、大二郎、藤田、峯岸の3人の成長には目を見張るものがありました。3ヶ月前は、初心者だったのに!それに比べ、後の選手がだらしない。気持ちの弱い子が多すぎ!
この経験が後々に生きてくれることを願うだけです。(6月11日)
