今月のニュース<2000年5月>


ディフェンスが分かってきたかな!

 今日の1試合目は鳩ヶ谷桜ミニと。1Qは相変わらずスロースタート。ミスを連発し、怒鳴られ、追い込まれないと集中できない。後半こそ、気合を見せてくれましたが、最初が悪すぎ、勝つには勝ったがなんとも喜べない内容でした。
 というのも、ここ20試合、勝ち試合も含めて50点得点した試合がないんです。確かにゾーンだからロースコアになりがちですが、うちはこれでもオールコートのプレスもやってるのだから、もっともっと得点できないといけません。ディフェンスはなんとか形になってきているだけに、得点力のなさが浮き彫りになってました。この練習試合はなにがなんでもゴールにねじこむことを最大の課題としていました。

 さて2試合目。勝ったのに怒られた試合の後だけに気合は十分でした。攻める気持ちは出てはいたのですが、なかなかうまく行かず、またまた接戦。ところが、4Qで爆発しました。河内、峯岸、山野、大二郎、藤田が思い切って当たり、完全に戸田ミニペース。得点しては、プレス、得点してはプレスの押せ押せムード。こうなると不思議なものです。こちらが何も言わなくても、子どもたち自身でどんどん当たりに行くのです。またこうなると今まで入らなかったシュートが入るんですよね。子どもの不思議なパワーです。結局、最後まで攻めつづけ、4Qだけで34得点。主力のいなかった慈林とはいえ、うちでは考えられない数字です。総得点も20試合ぶりに60点でした。
 終ってからのミーティングは恒例ですが、子どもたちのすがすがしい顔!「あれだけ走っても疲れてないだろう」の問いに4Qの選手がみんなうなづいていました。そうなんです。思い切って走り、ディフェンスがうまくいって得点になれば、子どもってどんどんパワーが沸いてくるんです。
 「プレスとはこういうものだ」「ディフェンスっておもしろい」「思い切りやると疲れない」そういうことをたくさん学んだ試合だったと思います。
 また1つレベルアップです。(5月28日)