今月のニュース<2000年4月>



田島プレス!!

 



 春の特訓の成果を出せるか。今日は、田島ミニとの練習試合です。
 田島ミニは昨年から大半から5年生というチーム。つまり経験値はうちと比べものになりません。身長はありませんが、速さがあります。今日は胸を借りるつもりでお願いしていました。
 田島ミニとの1試合目。前半はほぼ互角で折り返しました。がんばってきたドリブルが板についてきた感じでした。ところが後半。田島ベスト5の気迫のこもったプレスと速い攻めの前になすすべなし!終わってみれば50点差の負け。こてんぱんにやられてしまいました。
 こんなに差があるとは思えない。2試合目は当然リベンジしたいところ。またまた前半はいい勝負。そして、後半。プレスを抜けるにはどうしたらいいか、子どもたちも少しずつ分かったきたようです。1試合目とは明らかに違い、果敢にせめていきました。
 終わってみればまたまた20点差で負けてしまいましたが、1試合目とはずいぶん内容がよかったです。
プレスというものを初めて経験した子どもたち。いい経験になったと思います。また2試合目の方がよかったことが、大きな自信になったと思います。田島の選手のみなさん、指導者、関係者のみなさま、今日はありがとうございました。
 
 試合のたびに大きく成長する子どもたち。楽しみで仕方ありません。(4月2日)

川越市交歓大会うれしい1勝!

 川越市の大会に招待していただきました。もちろん今期初の大会です。
 まず第1試合。大東エルフとです。春休み練習してきたドリブルやパスなどの基本的なことが試合にも出るようになってきました。ボールをもてばトラベリングということもなくなり、伸び伸びとゲームができました。うれしい今期大会初勝利です。大きな自信になったでしょう。
 そして2試合目。強豪の川越フレンズです。昨年からスタメンで出ていた6番のプレイヤーが速い、速い。うちの緩いパスをカットされ、何度も速攻を決められてしまいました。
 しかし、前半はゾーンがうまく機能し、なんとなんと6点リード。これには正直驚いてしまいました。相手は志木カップ出場が決まっているチーム。うまくいきすぎです。
 後半はやはり地力の差がでてきました。経験とシュート力の差でしょうか。あっという間に逆転されてしまいました。
 ところが、ずるずるいくと思われた4Q。子どもたちなりに「負けるてたまるか」という気持ちが出てきたのでしょう。流れをひきもどし、最後まで食い下がりました。終わってみれば、10点差で負けましたが、最後の粘りは今までのうちにはなかったものでした。勝ちたいという気持ちが大切ということがよく分かったのではないかと思います。試合後のキャプテンの涙も印象的でした。
 この大会で、子どもたちはたくさんのことを経験し、大きく成長しました。

 川越市の大会関係者のみなさま、本当にありがとうございました。(4月8日)

完敗!!

 今日の相手は言わずと知れた埼玉の強豪与野西北。それと東京の強豪弥生第二。すごい顔ぶれがそろう練習試合に呼んでいただきました。とてもありがたいことです。 
 まず西北戦。毎年この時期に西北とやらせていただき、大負けしてそこからはい上がるというのがうちのセオリー(?)。今回も例年通り、あっという間に大差をつけられ負けました。切り替えの速さ、パスのスピード、視野の広さ。どれをとっても参考になります。この敗戦で、子どもたちにどのような変容が見られるか楽しみです。
 次の弥生第二は、これまたすごいチームです。一人一人の能力が高い!手も足も出ないとはこのことです。気持ちいいくらい点をとられてしまいました。

 この2試合でうちの新たな課題が出てきました。それは、「体力のなさ」と「ボールの運び方」です。体力に関しては、徐々に練習を厳しくしていけば大丈夫でしょう。もう一つのボールの運び方は、実はまだきちんと教えていません。その前に、基本的なこと、つまりドリブルやパスがきちんとできていなかったので、ずっとそれをやっていました。もちろんそれも今後続けていくつもりですが、そろそろボール運びや速攻の練習をする時期にきているようです。
 そのボール運びの最高の見本が今日の「弥生第二対与野西北」戦でした。どちらも速いのは言うまでもないのですが、ボールをとった瞬間、他のプレイヤーが左右に開いて、パスを受け、もらったプレイヤーはドリブルで中央に走り、またそこから左右にパスを出す、というこの展開がほんとに見事にできていました。うちの子どもたちも「すげー」と見とれていました。今日は、この試合を間近で見られたことが一番よかったことかもしれません。それくらい、すばらしいゲームでした。結果は、与野西北がまさかのダブルスコア負けでした。弥生第二は今年、無敵を誇るのではないでしょうか。
 そんなすごいチームと、この速い時期に戦わせていただいたことは、何よりうれしい経験です。明日からの練習にきっといきることでしょう。(4月23日)

千葉遠征

 こんな早い時期に県外遠征です。うれしいではありませんか。ネット上で親しくさせてもらっている千葉県成田市の指導者の方が誘って下さったのです。今日は、子どもと保護者、指導者で電車に揺られること2時間。景色のいい成田市まで行ってきました。
 まず学校に着いてびっくり。すごくりっぱなのです。それもそのはず。名前は平成小学校。なんでも平成2年に創立したばかりとか。次に体育館に入ってまたびっくり!広い、きれい、設備は整っているの3拍子。ここで試合ができるだけで、行ったかいがありました(笑)
 さらに、今日はうちとシューティングさんだけということもあって、内容の濃い試合を4試合もやっていただきました。1つでも多く試合をこなしていきたい我がチームにとっては、ものすごくありがたいことでした。
 試合は4ゲームとも、ほとんど点差のないシーソーゲームでした。先週ボロボロにやられただけに、子どもたちの何とか勝ちたいという気持ちが見えました。さらにうちは、10人全員が6年生、それに対して相手は、6年生が4人。きっと下級生に負けたくないという気持ちももあったのでしょう。意地を見せてくれました。
 しかし内容はというと、それほど喜べるものではありませんでした。今日の課題は速攻。とにかくボールをもったら走れと指示しました。そういう練習もしてきました。ところが、走れない。4試合ということで疲れていたこともあるとは思いますが、オールコートで当たっている試合で50点まで行かない。こんなロースコアでは、及第点はあげられません。
 とはいえ、練習してきている「サイドに開いてボールを運ぶ」という形が少しずつ出始めているのは、収穫でした。これからこの形でスピードをつけていければと思います。
 また、他県に来て気持ちで負けてなかったという点だけは、評価したいと思います。いい経験をさせていただきました。成田シューティングミニバスの関係者のみなさま、今日はありがとうございました。(4月30日)