小田原招待大会に参加!
堂々の準優勝!!




 今期戸田ミニ軍団にとって最初で最後の県外招待大会の参加です。最終戦ということで、当然気合いも入ります。小田原市から見える富士山は、埼玉から見るものよりも大きく見えました!
 電車での移動は楽しいものです。ロマンスカーも最高でした!2時間半の小旅行でしたが、体育館に着いたら、気持ちを切り替えていました。ここら辺はさすが100試合以上している子どもたちです。4面とれる小田原アリーナ。こんなすばらしい体育館でやれるなんて、かなりびっくりしました。
 初戦は小田原市選抜チームでした。我が戸田ミニ戦士たち、全員かなり硬かったです!

戸田 1Q  7− 4 小田原選抜
   2Q 15ー 3
   3Q 8 −11
   4Q 9 − 6
    計 39−25
 
 あい変わらず、戸田ミニ応援団は元気です。初日も2日目もほとんどの保護者が応援に駆けつけてくれました。今日も盛り上がりました。
ただ速攻隊長のダイキが、
インフルエンザのため来ることができなかったのが、とても残念でした。
 
 いよいよあこがれのネッツとの試合です。夏の練習試合では手も足も出ませんでした。
前半は、うちのペースでした。ロースコアを狙っていました。
 ところが、後半はネッツの気迫のディフェンスにボールが運べず、完敗でした。
 しかし、うちのディフェンスにも目を見張るものがあり、子どもたちも満足したようです。
戸田 1Q   9− 7 公郷ネッツ
   2Q   9− 4
   3Q   0− 8
   4Q   2−14
    計  20−33
 
 2日目。朝食の前にみんなで海に行きました。宿から歩いて2分のところが海岸だったのです。 さわやかな朝で、「今日もいいことありそうだ」と思いました!
 朝食の干物も美味しかったなあ!
 初戦はBブロック3位の鴨宮でした。一人一人の能力が高いうえ、うまいセンターがいました。
 うちはというと、昨日のネッツ戦が嘘のような戦いぶり!全員がミスのオンパレードでした。最後まで4点差が詰められず、残り1分を切ったところで、もう駄目かもと思ったくらいです。ところが子どもたちは最後に意地を見せてくれました。気迫のプレスで流れを変え、なんとか延長戦にもちこみました。延長からようやくうちのペースになりました。
戸田 1Q  7−11  鴨宮
   2Q  4− 2
   3Q  6− 8
   4Q 12ー 8
   延長  8− 0 
    計 37ー29
 準決勝の相手は神奈川3位の平戸高層です。うちが苦しめられた鴨宮を昨日大差で敗っており、Bリーグで1位でした。うまい子ばかりでした。
 しかし、うちの子たちはすっかり目が覚めたようです。終始ペースをゆずらず、なんとか逃げ切ることができました。決勝進出です!!
戸田  1Q 11ー 4  平戸高層
    2Q  4ー12 
    3Q 11− 6
    4Q 10ー 5
     計 36ー27
 最終戦が決勝戦、しかもあこがれのネッツとの対戦。久しぶりに鳥肌が立ちました。
 昨日同様、前半にリードしておきたかったのですが、さすがに3試合目の疲れが見え始め、なかなか思うようにはいきません。それでも点差がつかなかったのは、子どもたちの集中力でしょう。前半が終わって3点ビハインド。後半は、お互いとりつとられつの好ゲーム。最後の最後まで子どもたちはがんばりました!すばらしい戦いぶりでした。
 
  戸田  1Q  6−11  公郷ネッツ
      2Q  9ー 7
      3Q  8ー 9
      4Q  6ー10
       計 29ー37
最後は足が動かなくなっていました。しかし気持ちは負けていませんでした。すばらしいディフェンスをしてくれました。「大切なのは気持ちなんだよ」と言い続けてきたこの1年。121試合目に最高の気持ちを見せてくれたのです。
閉会式。優勝はネッツ、そして準優勝が戸田。
昨年度の富士急カップで知り合い、埼玉と横須賀という距離にも負けず、ネットを通して交流してきたチーム同士がまさかこのような大きな大会で1位、2位をとれるなんて・・。
 夢のような瞬間でした。
 最後の最後ですばらしい戦いを見せてくれた戸田ミニ戦士たち。この2日間の戦いは、私にとって一生忘れられない思い出となることでしょう。
 
 小田原の関係者のみなさま、そして戦った全てのチームのみなさん、本当にありがとうございました。



感想です
戸田 男子コーチ談

「小田原招待大会」すばらしい大会でした。
4面もとれる最高の体育館、電光掲示板にはびっくりしてしまいました。また大会役員のみなさまの温かいご配慮や、行き届いたお心遣い、何から何までお世話になりっぱなしでした。
小田原のみなさん、本当にありがとうございました。

そして試合の方も、最高のゲームばかりでした。
チーム数は少ないものの、どこも各都県を代表する凄いチームばかり。とても密度の濃い対戦ばかりでした。
2日間で5試合もやらせていただいたわけですが、常に接戦で「勝てるな」と途中で感じたゲームはありませんでした。
子どもたちも最後まで気が抜けず、さすがに昨日の帰りはぐったりしていました。

この2日間の子どもたちは我がチームながらすごかった!!リードされてもなんとしても追いつこうとする気迫、お互いに声をかけあうチームワーク、自分たちでゲームの流れを読む冷静さ、「だてに120試合やっていないぞ」といった感じでした。
2日間、最高に楽しめたのは、子どもたちのおかげです。
本当にありがとう!!

そしてなんといっても最大の思い出は「ネッツとの決勝戦」です。
予選リーグでも当たり、それだけでも満足だったのですが、まさか決勝で再戦できるなんて・・・。
この感動は言葉では表せません。ほんとに震えるようでした。

初日にはTOMOYAくんのあご打撲ということがあり心配しました。(2日目試合に出られて安心しました)
TOMOYAくんのお母さんに謝りにいったところ「いえいえ、うちの子のファウルです。気にしないでくださいね。それより戸田さんの8番の子も痛そうだったけど、大丈夫ですか」と言われました。そのお心遣いに感動しました。

そして決勝戦。うちはずっと接戦できての3試合目だったので、もう走れないくらい足がボロボロでした。
前半は15−18で踏ん張れたのですが、前日2点しかとれなかった後半は苦しいなあと予想していました。
ところがネッツは後半、ハーフに下がりました。
もう足が動かないうちのことを考えてくれたのかなと思いました。「敵に塩を送る」なんていうものではないのです。でも敢えてうちの土俵でやってくれたように感じました。(ネッツはシードのため2試合目だったのです)
「いやあ、うちのオールコートプレスは完璧じゃないから」と監督さんはおっしゃってくれていましたが、私はその戦い方に感動しました。そして、本当の強さを感じました。

そのおかげで、なんとか試合になったのだと思います。
最後は、見ていてもはっきり分かるくらい足がガクガクでした。でも子どもたちは一人として泣き言を言いませんでした。
最後までネッツにくらいついていきました。なんと後半も14−17。前日よりも大きく成長しました。

ネッツの監督さんに「最後は冷や冷やでした」と言っていただいたのが、何よりうれしかったです。
子どもたちは、全てをコートに出し切った内容でした。

終わってから若大将とがっちり握手。涙ぐんでいる若大将。私も感無量でした。

今期最終戦をネッツとできるなんて!
そして閉会式で「優勝ネッツ、準優勝戸田」と言われたときの感動といったらありません。だってこれだけ親しくさせていただいているネッツと戸田がこんな大きな大会で1位と2位をとるなんて、一生の思い出です!
私にとって、昨年度の富士急以上の勲章となりました。

最後にネッツがみんなで「フレーフレー戸田ミニ」とエールを送ってくれました。
ちょうど私が子どもたちに最後の話をしていたときだったので、気がついたのが遅かったです。すみません。
でもその気持ちがまたありがたかったです。

とにかくこの2日間、ネッツが強いだけでなく、本当に気持ちのいいチームだということがよく分かりました。ますますネッツファンになりました。
これからもよろしくお願いします。
今年度は完敗でしたが、リベンジ3年計画がありますからね(笑)

最後にこんなにもすばらしい大会に戸田ミニを推薦してくださった埼玉県ミニバスケット連盟のみなさんにお礼を申し上げたいと思います。一年間ありがとうございました。
ネッツ 監督談

とだっち様、小田原では有難うございました。
とだっちさんがNetsのことをとても好意的に書いて下さり、恐縮してしまいます。思えば、私が監督業をして7年目にして初めて県外遠征した昨年の富士急カップで、こんな素晴らしいチームがあるのかと目からウロコが落ちたのが戸田ミニさんでした。(これは本当です。若大将といつも話していました。)
横須賀市で優勝した勢いをもって富士急カップに臨んだのですが、自慢のオールコートプレスをいとも簡単に攻められ、スピードのあるドライブインを止められなかった事が昨日のように思い出されます。オールコートプレスが効かない事をもっと早く判断できなかった私の未熟さが浮き彫りになった大会でした。そして、戸田ミニさんという目標ができた大会でもありました。

そして、今年、練習試合と小田原カップでお相手でき、念願のリベンジを果たすことができました。(リベンジは復讐という意味ではなく、恩返しと受け取って下さいね。)今年は、名将Miyakoちゃんの指揮のもと驀進してきた子供達ですので、Miyakoちゃんが居ないこの大会で子供達は不安だったかも知れません。しかし、1年間しっかり教えてもらった事を子供達は忘れてはいませんでした。日頃の成果をしっかり出し切り、見事に優勝してくれました。私も若大将も子供も親も全員が優勝を目指して臨んだ大会でしたので、ほっとしました。

しかし、予選では戸田さんに前半リードされてしまい、このまま行ってしまうのかと思い始めた時、昨年の経験から迷わずオールコートプレスを捨て、ハーフコートのトラップを入れたマンツーマンに切換えました。これは、Miyakoちゃんがみっちり教え込んだNetsの武器です。それが功を奏し、なんとか勝たせてもらいました。

しかし、神様はこれで調子に乗るなと思ったのか、決勝でもう一度戸田ミニさんと対戦することを命じたようです。決勝では、ゾーン気味のディフェンスを攻めきれず、苦労しました。得意のインサイドでのプレーをやらせてくれないのです。ドライブインも完全にシャット・ザ・ゲートの状態を作られ得点できない、センターへパスが入ると2枚、3枚とディフェンスが寄ってきて何もできない。そんな状況で、目立たない子ではあるが人一倍一生懸命練習してきた#8がセンターからのパスを受け突破口を開いてくれました。しかし、最後までどうなるか分からない緊迫したゲームでした。小田原の協会の方からも素晴らしい決勝戦だったと言って頂きました。本当に素晴らしい大会に呼んでくださり感謝します。 ->★小田原バスケットボール協会殿
そして、よきライバルである戸田ミニさんと今年度の最終戦を戦えたことを感謝します。来年以降Netsは厳しい状況が続くでしょうが、末永くよきライバルとしてお付き合い下さい。

今後ともよろしくお願い致します。
ネッツ コーチ(若大将)談
2日間お疲れ様でした。
戸田ミニとネッツが表彰式で並んでいる光景は、夢のようでした。
両チームで決勝戦をやれたらとの願いが、実現しました。
今日の戸田ミニの戦いは、すさまじかったです。
同点に追いつき、延長戦での勝利!
神奈川3位の平戸高層をも撃破!
あまり詳しく書くと、とだっちに怒られそうですので、このへんにしますが、
すごいパワーを感じました。
そして決勝戦、両チーム6年生のがんばりや、応援席からの声援を目のあたりにしたとき
目にゴミが入っちゃいました。
試合後にとだっちと握手したときも、目にゴミが入っちゃいました。
小田原アリーナは立派な体育館で、そんなにゴミが舞うはずもないんですけど・・・
私も二日酔いで、決してすがすがしい朝ではなかったのですが、
とても気持ちよく、夜を迎えています。
戸田ミニの皆様、そして応援してくださった皆様、ありがとうございました。