捨て猫騒動記

その6 「トラちゃん」の里(?)帰り


我が家に残った「目やに」ですが、相変わらず里親さんは見つかりません。
っつうか、すでに探す気も失せてますが(^^;) 未だに、サスケに受け入れる様子
が見られず、我が家の1階には降りてこられません。しかし、2階を縦横無尽に
走り回り(笑) 食欲も旺盛で、元気です。さて、貰われていった子達の名前が
決ったようです。「ぶ〜ちゃん」 と呼ばれてた子は、「ラブちゃん」。引取り先の
伯母さんが、エラく可愛がってるそうでして「ラブリ〜!」と呼ぶそうな(笑)
引きとり手の彼女は、「ぶ〜ちゃんがイイ!」と主張したそうなんですが、
双方譲らず(爆) 真ん中を取って(何じゃそりゃ?)「ラブちゃん」に決った
そうです。もぉ、ワガママし放題で、「足や手を狙って襲ってくる」というほどの
やんちゃ振りだとか。そして、「グレイくん」 と呼ばれてた子は、「ヨモギちゃん」
だと。何故「ヨモギ」なのか?と聞くと、「なんとなく可愛い響きだから」という
理由だそうで(^^;) こちらは、先住のにゃんこがいるんですが、そちらの方が
この「ヨモギちゃん」から逃げ回っているそうでして・・・。それでも「50センチ
まで接近するようになってきた」という状況で、同居は順調なようです。
ご近所さん達に一番人気のあった 「しろちゃん」 は、「ビッケちゃん」
貰い手の彼女がいない間に、お母さんとお姉さんが決めていたそうで、
「名前どうしようか?」と話してる時に、二人でビスケットを食べていた
ので、「ビスケ」に。それが、呼んでるうちに「ビッケ」に変化してしま
ったということです(^^); それぞれに名前も決り、可愛がってもらってる
ようで安心しましたわい。で、最後に貰われていった 「トラちゃん」 です
が、名前は「トロ」に決ったと言いましたが、どうやら「マグちゃん」が
正解のようです(笑) 「どうしても欲しい」と言っていた、お兄ちゃんが
「トロ」にしたかったらしいのですが、弟が「マグ」と言い出し、お母さんも
「マグ」に賛成したらしく、お兄ちゃん以外には「マグ」と呼ばれてるんだ
そうです。お兄ちゃんは、納得してないようですけどね(^^;) その「マグ
ちゃん」が、1日だけ「里帰り(?)」してきました。この子を引き取る前から
家族旅行を計画していたそうで、アパートの猫好きさん(救世主)に
預かってもらうはずだったんですが、急用が出来てしまい、ちょうど
カミサンが夏休みだったので、ウチで預かることにしました。久しぶりの
姉妹対面は、感動的なものと期待していたんですが、会わせてみれ
ば、お互いに「誰?この子?」ってな感じで、遠巻きに見つめ合って
ました(苦笑) 「マグちゃん」は、緊張してるのか大人しくて、まさに
借りてきた猫 です(激爆) それでも時間が経つにつれ、一緒に
遊ぶようになり、一日中追っかけっこしてました。「マグちゃん」の方が
一回りくらい体は大きいんですが、食欲は「目やに」の方がスゴイ!
終いには、「マグちゃん」の残したミルクまで奪い取って飲んでました。
言っときますけど、ちゃんとエサは与えてますからね、ウチ(汗)
金曜日の夜に預かったんですが、日曜日の昼過ぎには、飼い主さん
が、早々と引き取りに来まして(^^;) ここでも、「可愛がられてるんだな」
と実感して、嬉しかったですね。こんな感じで、拾われて来た小さな
命達は、幸せに暮らしています。ここまで、書いてきた「捨て猫騒動記」
ですが、みんな幸せになっていますので、あの子達が、これからも
家族の一員として、幸せに暮らして行けるように祈りながら、この辺で
終わりにしたいと思います。
掲示板への書き込みや、メールでご心配いただいた方々に
この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました!


「目やに」も、ちゃんとした名前付けてあげなきゃなぁ・・・(^^;)






久しぶりの「姉妹対面」より

食欲が優っているようです(^^);


ホントに大人しい子です。

猫らしい顔(どんな?)してますな

「トラちゃん」「トロちゃん」改め

マグちゃん です。


すげぇカッコで飲んでます

我が家の「目やに」は

お転婆ですわい・・・



「捨て猫騒動記」・・・(完)