タイトル



第7話    親バカ、孫?バカ
  幸いサスケは心配された内出血もなく、無事に手術も終わりました。入院は約20日
間ほどかかるとの事。傷口がくっ付くまで数日間は檻の中の生活だという事でした。
あの甘ったれのサスケが数日間も檻の中で暮らせるのだろうか?ちゃんと食べてるのだ
ろうか?私達の会話は、ほとんどがサスケの事でした(^^);。お互いに「こういうのって親バ
カっていうやつか?」ってくらいです。いてもたってもいられず、術後1週間も経たないうち
に私達は面会(?)に行きました。病院で看護婦さんに事情を説明すると、やや困惑顔で
「先生〜、○○さんがサスケくんの面会に来てるんですが・・・」ややあって、許可が出まし
た。病室(?)から登場したのは右後ろ足付近をキレイに刈り上げられギブスで固められた
サスケでした。そりゃもう喜んで喜んで、「やっと迎えに来てくれたのか〜!」ってなもんです。
あまりの喜びと飼い主の顔を見た安堵からか、その場で「ジョジョ〜ッ」とオシッコしてしまい
ました(^^);。勿論、足はあげられませんでしたが・・・。先生曰く、「後、最低2週間は入院し
て貰います。完全に骨がくっ付くまでは退院はさせられません。」「ああ、そうですか・・・。」
さらに先生曰く、「サスケくんは本当に可愛がられてるんですねぇ、昨日はご両親もお見舞
いに来られましたよ。」「・・・・?ご、ご両親って、ウチの両親ですか?(汗)」「そうですよ。」
なんと!「毛深い孫」と言っていた母まで一緒にサスケの面会に来てたのです。「聞いてな
いよぉ・・・」と絶句している私にさらに先生が追い討ちをかける(笑)。「この子は口がこえて
ますねぇ、ドッグフ−ドを食べなくて鶏肉、牛肉だと食べるんですね。」「・・・(赤面&苦笑)。」
トドメの一言、「まぁ〜、カワイイのは分かりますが、骨がくっ付くまではお見舞いは控えて
下さい。犬が興奮しちゃいますから。」早々に帰って来ました(汗)。その2度のお見舞い
(^^);のせいではないでしょうが、サスケの右後ろ足は今でも若干曲がってます。骨が少し
ズレてくっ付いちゃったんでしょうね、それに今でも走る時は折れた足を地面に付けない時
があります。これはやっぱり「親ばか&孫バカ」のせいなんでしょうか(^^ゞ

 

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