タイトル



第38話   サスケのヤキモチ
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 今年の冬はメチャクチャに寒いですねぇ。ワンちゃんを飼ってて、この時期だけは「何で犬な
んか飼っちゃったんだろう・・・」と後悔しますね(^^); ホント、この時期の朝晩の散歩は辛いです。
こっちは、寒くて外に出たくないけど、サスケとコタロ−にとっては散歩が一番の楽しみですか
らね、こればっかりは飼い主の責任でもあるわけで 仕方無しに 出て行きますけど。あれ
だけスト−ブの前にいたがるサスケが、何故に寒風吹きすさぶ中を平気な顔して歩けるのか
不思議なんですけどね(笑) ところが、コタロ−は違ってきました。大好きだった散歩に、それ
ほど行きたがらなくなってきたんです。年齢不詳のコタロ−ですが、もう老犬に入ることは分
ってます、ウチに来てから10年目を迎えるんですから。毛も薄くなってきました(^^); 後ろ足の
付け根あたりは地肌が見えてきてますし、やっぱり寒いんでしょう。ブルブルと震えることも多
くなりました(老犬ゆえの震えとも言われるが)。そこで、「犬用の服」を買って着せよう!と考
えまして、2つほど買ってきたんですよ。昔は、レインコ−トを買ってやったんですが、着せる
とイヤがって歩かなかったので「今度もダメかな?」と思ってたんですけど、何の抵抗も無く、
着てくれたんですね。「おお〜!良かった!」と思ったのも束の間、サスケが吠えること吠え
ること!コタロ−の服をクンクンと嗅いで、いつもより激しくチョッカイを出しながら「ヒャン!
キュ〜ッ!ウギャ〜!ア゛〜ッ!」と、いつもと違って「喋るように鳴く」んですよ。まさに、「何
で、お前ばっかし買ってもらってんだよ!なんだよ!こんなもん!」と言ってるんですわ(^^);
あれは、その場にいた人なら誰でもそう思えますよ。間違いなく「ヤキモチを焼いてる」んで
す。「何、ヤキモチ焼いてんだサスケ!」と抱き寄せても、「ア゛〜!ウクゥ〜ッ!オ゛〜ッ!」
って、そらもうウルサイのなんの!ワンちゃんもヤキモチ焼くんですねぇ、何を言ってもダメ!
挙げ句には、サスケのお気に入りだった座布団に八つ当たりして、ボロボロにしちゃいまし
た(爆) 「お前にも何か買ってやるから」とは言ってみたものの、アノ手 の犬用の服なんて
なかなか売ってないし、到底サスケに似合うとは思えず(爆) さらに、着せようとしてもイヤ
がって「第2の座布団」になることは 火を見るより明らか ですから(猛爆)
そこで、だいぶ疲れてきた首輪 を買ってやることにしたんですけどね(気を遣う飼い主)
どうも、今一つ納得していない 表情なんです。カワイイと言うか、困ったもんだと言う
か、いくつになっても手のかかるサスケなのでした(今日のわんこ風)(^^);


 

「ハイネック(?)」のセ−タ−

なんですけど、コタロ−には

ちょっと大きかったかな?(笑)



こちらは大きさは

ピッタリなんですが

ちょっと薄手なんですわ(^^);


                    

どうしても「捨てさせない」くらいに

「お気に入り」だった座布団が


この通り!



やはり、どこか寂し気な

サスケ
(^^);


ついに、フテ腐れる(^^);

しまいには、呼んでも

振り返らなくなりました(爆)




新しい首輪を買って

やったものの、ご機嫌は直らず、

ボ−ルに八つ当たり(^^);


ほとほと、手におえず

「これでも着とけ!」

と、バスタオルをかけました(爆)



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