タイトル
第31話    病院嫌い
 人間でも、「病院大好き!」って人は、あまりいないでしょうねぇ(^^);一時期は「お年寄
りの社交場」と言われた病院。待合室での会話、「○×さん、今日は来ないねぇ」「病気じゃない?」な
んて、小噺もあったほど。ありゃりゃ、話がそれた!(爆) かくいう、サスケとコタロ−も病院は嫌いです。
毎年最低2回は、病院に行く事になります。そう、「予防接種」ってやつです。1回は「狂犬病」2回目
は「フィラリア」やらなんやらの混合ワクチンの接種。ところが、家を出る時は「どっかに連れてってもら
える!」とばかりに喜んで出て行くんですよ。「サス、コタ、○○先生のとこ行くよ!」とは言うんですが
「行く!」という言葉が、「遊べる」と思ってるんでしょうね。これから病院に行って注射されるなんて思
ってもいない様子で、「早く行こう!」と急かします。ここで意地悪して「サスケはお留守番だよ!」なん
て言おうもんなら大変です(^-^)「ヒィヒィ、ピィピィ」鳴きながら玄関から部屋まで暴れまわって、「連れ
てけ!」ってアピ−ルしてます。「お留守番」は理解できるのに、「○○先生」=「注射」という図式は
理解できてないみたい(爆) 車に飛び乗ってルンルン気分も次第に道すがらで「怪しい」雰囲気を察す
るみたいです。サスケは最近では、駐車場に入れた車から降りなくなりました(^^);無理矢理、引き摺
り出すんですが、待合室のサスケはパニック状態。落ち着きなくキョロキョロして、「ピィピィ」鳴きなが
ら診察に向かう飼い主と患者(?)さんを目で追ってます。挙句には「ブルブル」と震え出す始末(^_^;)
厳密に言うと、サスケは注射がコワイわけではないんですね、元々人見知りですから知らない人と
接するのがコワイ、そして「預けられる」のがコワイんです。いつも帰省の時には、ここに1週間ほど
預けられるので、「置いていかれる!」というコワさのようです。ちょっとでも油断すると、一気に出口
に向かってダッシュして逃亡を計るので気が抜けません(爆) 注射されても、鳴いたためしはないです
ね、「今日は安静にして下さい」なんて先生も無理な注文するんですが(^^);当のサスケは「終わった
!」と分かると再び出口にダッシュです。安静もクソもあったもんじゃない。一方のコタロ−は待合室
では、平気な顔してますけど診察台に乗せられた途端にカミサンに「抱っこしてぇ〜」と甘えます(^_^;)
普段は抱こうとしても逃げるくせに、この時ばかりは自分から「抱っこ」の催促です。コイツときた日
にゃ、私じゃなくてカミサンなんですよ。「ワシが主人じゃ!」っちゅうに!んでもって、チクリと
刺され、「ピィッ!」と鳴いて、ジ・エンド!(^^);病院から帰ってくると、2匹とも大人しい
のなんの(爆) 緊張から解かれ、「ああ、しばらくは安泰じゃ」とでも思ってるんでしょうかね?(^-^)



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