タイトル
第29話    「雪」の明暗
 犬って「雪」が大好きって思われてますよね。♪犬は喜び、庭駆け回り♪って歌われたりしてま
すから、皆さんもそう思ってるでしょう。少なくともサスケに関して言えば「その通り!」
です(^^);特に、積もった時なんかは「異常」なほど喜びます。ウチのバヤイはカミサンも一緒になっ
て喜んでますけどね(爆) だもんで、休みの日に雪が積もった日にゃ、カミサンとサスケは大喜びで
散歩に行きます(^_^;) 車も通れないほど積もった時は、サスケを放してやります。そりゃもう、飛ぶよ
うにして雪の上を走りまわりますよ!「このバカ、何が嬉しいんだか・・・」と、呆れるほど飛び跳ねて
ます。どうしてなんでしょうね?ところが、同じ犬でもコタロ−はダメです。チョット歩くと立ち止まって
しまうんですね、「どうした、コタ?行かないのか?」と、引っ張っても動きません。正確にいうと「動け
ない」んです(^^); コタロ−の毛に「雪」がダマダマになってくっ付き、お腹から足まで「雪」だらけにな
って、足を前後に動かす事が出来なくなって「立ち往生」してしまうんですね。同じ犬でもサスケのよう
に「野生」の血を残している犬の毛は、水を弾き、雪もくっ付かないんです。ですから、サスケを洗って
やる時も、相当量の水をシャワ−でかけないとなりません。少量の水では、弾いてしまってシャンプ
−を付けても泡立ちません。一方、コタロ−のように「人為的に作られた犬」は、こういうところに「野
生」が残ってないんですね。少量の水でも肌まで届きますし、雪を弾く事も出来ません。だから、「雪」
の時は、寒がりの私と一緒に家で「ゴロゴロ」してます(笑)。雪ならば、喜んで散歩に行くサスケで
すが、雨は嫌いなようですね。余程の小降りか、どうしても「ウンチ」したい時(^^);以外は行きません。
それでも、「オシッコ」だけはさせるために、「ほら!サスケ、シッコだけしな!」と無理矢理に連れ出し
ますが、「オシッコ」だけすると一目散に帰ってきます。それも、家を出て20歩ほど行っただけで(爆)
確かに「犬は雪が好き!」に間違いはないでしょうけど、「犬種」にもよるんですな。
  

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