08年 8月


2008年 7月以前


 8月25日  ご無沙汰でございます。本当は、先週に更新する予定だったんですが、ひ〜ちゃんが
大変なことになってましたので・・・。先週のことでした。朝・・・いや明け方頃、妙な音で
目が覚めました。「ゴフッ!ゴフッ!」「ブチャ、ブチャ、」そんな音でした。まだ薄暗い部
屋に目を凝らすと、ひ〜ちゃんが、ワタクシにお尻を向けて、ベッドからずり落ちるような
格好で身体を震わせています。「どうした?ひ〜ちゃん!」と声をかけて顔を覗き込んで
みると、苦しそうに吐き気に耐えていました。ひ〜ちゃんのトイレにも吐いた形跡があり
ます。この時には、吐くものは吐きつくし、それでも尚、吐き気に苦しんでいる。そんな感
じでした。猫が毛玉を吐くというのは多々あるし、「吐く」という行為自体は珍しいものでは
ありません。しかし、この時の苦しみ方は異常でした。その後、ベッドから降り、グッタリと
横になってしまった、ひ〜ちゃん・・・。原因は分かっていました。便秘 です。もぅ、随分
と、ひ〜ちゃんはウンチが出ていませんでした。ウンチがしたくていきむんですが、足が
悪く、踏ん張れないひ〜ちゃん。水分の多いゴハンをあげたり、お腹をマッサージしたり、
肛門にオリーブオイルを塗ったりしてみたんですが、ひ〜ちゃんはウンチが出ませんでし
た。「今度の休みに、病院に連れて行こう」そう思っていた矢先のことでした。慌てて病
院に連れて行ったところ、案の定、「巨大結腸症」の診断でした。交通事故や、奇形など
で、骨盤に異常のあるニャンコに見られる病気で、ウンチが、肛門手前の結腸に溜まっ
てしまい、結腸が巨大化してしまうのです。結腸は、便の水分を吸い取ってしまうところ
なので、水分を吸い取られた固ぁ〜いウンチが結腸に溜まって排便が困難になります。
ひ〜ちゃんのように老猫で、ましてや足が悪いとなれば自力でウンチを出すのは不可
能と言っていいでしょう。この病気には、3つの選択肢がありました。1、便を柔らかくす
る薬で自力で出させる。2、全身麻酔の上、浣腸(暖かいお湯らしい)をして便を徐々に
柔らかくして、人(先生)によってウンチを掻き出す。3、手術で、巨大化した結腸を切り
取る。です。しかし、先生の話では、1の選択をするには遅すぎる。もし、この方法を試し
ても、ひ〜ちゃんの足の様子では無理だろうとのことで、選択肢は2つしか無くなりまし
た。1の方法で解決出来ると思っていたワタクシの考えは甘かった・・・。残された2つの
方法は、ひ〜ちゃんにとって生死に係わるかもしれないからです。そうです、いずれの
方法も「全身麻酔」を必要とするからです。若い子なら何のことは無いかもしれませんが
ひ〜ちゃんのような老猫にとっては、かなりリスクの高いことなのです。しかし、このまま
では、「死」あるのみ・・・。2の方法でお願いしました。先生が、「慎重にやりますから」と
仰って下さったので、「よろしくお願いします、もしもの事があったらすぐに電話下さい。」
たかが「便秘」、でも恐ろしいものですね。放っておいたら、確実に死んじゃうんだから。
「夜に電話を下さい。麻酔の醒め方によっては、一晩お預かりします。」と言われたので
すが、家に帰っても、「もし、麻酔が覚めずに逝ってしまったら・・・」そんな事が頭を過り
落ち着けませんでした。「頼むから、病院から電話が来ないように」って、祈るばかりで
した。幸いにも、病院からの電話は無く、こちらから電話すると、「麻酔から醒めてます
よ。お家に帰っても大丈夫でしょう」とのこと!嬉しかったですねぇ〜!それでも、ひ〜
ちゃんの顔を見るまでは安心出来なかったので、大雨が降る中、ずぶ濡れになりなが
ら迎えに行きました(^^;) ひ〜ちゃんは、無事に麻酔から醒めてました・・・でも、何か元
気がありません。「完全に麻酔が醒めるまで1日くらいかかる」らしいのですが、家に帰
っても、ベッドの上でグッタリしてました。やはり、相当なダメージが残るんですねぇ・・・。
ひ〜ちゃんが完全に元に戻るまで2日かかりました。ようやく食欲も出て来て、完全に
麻酔のダメージから立ち直ってくれたようです。まだまだ家族の一員として暮らして行け
そうですが、巨大結腸症は治ったワケではないので、またこんな治療をする可能性が
大なので、それが心配です。整腸作用のあるサプリメントや、お腹に優しいゴハンを選ん
で与えて行こうと思ってます。ひ〜ちゃん、結構好き嫌いが激しいので食べてくれれば
イイんですけどねぇ・・・。さて、その他では、ちょびは依然として我が家に居付いており
ます(ー"ー)y-^^^ 飼い主さん曰く、「ちっとも帰って来ないんですよぉ。たまに帰って来た
と思ったら、すぐに『外に出せ!』って言うし・・・お世話かけてすみません。」何て返して
イイんでしょう?(^^;) 当のちょびは、完全に我が家を自分の居場所と思ってるみたいで
ものの見事に くつろいでます (泣笑) 最近は、メニも自分のテリトリーが侵害され
るのを警戒してか、かなり強気に出てます(笑) 茶々は、ちょびが苦手で、ちょびが家に
いる時は、自分のベッドから出て来ません。一番可哀相なのは茶々かもね(^^;)
ママちゃん達は一時期、顔を見せなかったんですよ。「ああ、ついに子別れ、親別れの
時期が来たんだな」と、ホッとしながらも寂しい感じだったんですが・・・ ある日の夕方、
玄関先をチェックしに行ったカミサンが












 5名様、いらしております。




はい、毎日いらしております(笑) ホント、何でこんなに仲イイの?ママちゃんは、未だに
撫でさせてもくれませんが、食事中のチビ達は背中を撫でたり、頭の撫でたりくらいは
出来るようにまりました。まぁ、「触るな!」って顔してますけどね(苦笑)





全身麻酔から、一夜明けたひ〜ちゃん。

まだ、ボサッっとしてますね。

でも、帰って来てくれて良かった!(^○^)




我が家の自転車のカゴで休憩中の皆様(笑)

ホントぉ〜に仲良しな親子に兄弟ですね。




カゴの中に4匹が(^^;)

一番下で下敷きになってる子は大丈夫かいな?




友好関係を望む、ちょびですが

メニは、徹底的に拒絶しております(笑)

でも、少しづつ距離は縮まって来てるかも。




首脳会談 その2 (笑)




白目剥いて寝てるがな・・・

「借りて来た猫」っつう諺は大嘘ですな(^^;)