有馬記念 (G1)
中山競馬場  芝2500M  4歳上  オープン  馬齢
     
着順 馬名 性年 斤量 騎手 着差 通過順位 上がり
1着 テイエムオペラオー 牡5 57 和田 2.34.1 13-12-12-11 36.4
2着 メイショウドトウ 牡5 57 安田康 ハナ 08-08-08-07 36.5
3着 ダイワテキサス 牡8 56 蛯名 3/4 05-05-04-02 36.9
4着 キングヘイロー 牡6 56 柴田善 1/2 15-15-16-13 36.0
5着 アドマイヤボス 牡4 55 武豊 ハナ 12-12-12-11 36.6
6着 アメリカンボス 牡6 56 江田照 21/2 03-03-04-02 37.5
7着 ステイゴールド 牡7 56 後藤 クビ 13-12-08-07 37.3
8着 メイショウオウドウ 牡6 56 河内 07-08-08-07 37.5
9着 ナリタトップロード 牡5 57 的場 3/4 05-05-03-02 38.0
10着 ホットシークレット 騙5 57 横山典 クビ 11-03-02-01 38.2
11着 ユーセイトップラン 牡8 56 中館 クビ 16-15-15-14 37.0
12着 マチカネキンノホシ 牡5 57 岡部 03-05-04-06 38.7
13着 ジョービッグバン 牡6 56 山田和 13/4 01-01-01-02 39.4
14着 トーホウシデン 牡4 55 田中勝 31/2 08-08-08-07 39.4
15着 ゴーイングスズカ 牡8 56 芹沢 10 01-02-04-15 41.2
−− ツルマルツヨシ 牡6 56 藤田 中止 08-08-12-16
 
レース回顧
レースは逃げるはずのホットシークレットが出遅れ、ジョービッグバンが先手を取るスローペースとな
りました、1周目の4角では各馬が一塊りとなり、オペラオーはその煽りでトーホウシデンに前をカッ
されドトウとトップロードに頭をぶつけ後方に下がってしまう、致命的な不利を受けてしまいました。
その為オペラオーはずっと後方から3番手〜5番手ぐらいの後方集団で道中を走る事になりました、
レースが激しくなったのは3角出口あたり、その時もオペラオーはアドマイヤボスにピッタリ外につけ
られ馬群に突っ込むしか手だてがなくなりました・・・。
オペラオーは馬場の3分所を進み馬群の真っ只中へ、そこで加速がつきだした所に前方の争いから
下がって来たトップロードに前を塞がれ、絶対絶命の状況に陥りました、しかしそこをどうにか切り抜
、ドトウの斜め後ろに達した時、前の馬群がポカッと開いたと思うと、オペラオーは素晴らしい瞬発
力で一気に馬群の隙間に突っ込み、ダイワテキサスとメイショウドトウを捉え先頭へ!
ゴール前ではドトウに差し替えされるも、ある程度余裕を残しつつハナ差退け、見事G15連勝!
重賞8連勝!!そして年内無敗を達成し、史上に残る名馬へと到達しました。
これだけの不利を受けながらも勝ってしまうオペラオー、まさに現在の競馬界では無敵の印象を残
した一戦となりました、そしてまた一つ有馬記念の名勝負がここに誕生しました。