最終更新日 2003年 8月 14日:更新記録
見えないものが見えてくる!!
人がみな一生かかって見るものが、ここに凝縮されている。
インターネット版
「呼吸器をつけたALS患者の三人展」
全身の筋肉が萎え、食べることも話すことも奪われ、呼吸さえ機械に頼る筋萎縮性側索硬化症(ALS)の患者が、口に筆をくわえ、あるいは腕を吊った手にペンをゆわえ、渾身の力を込めて描いた作品の数々。
絵にこめたメッセージは夢と希望ーー。
杉原 充晃さん「竜胆」
ALS、といって知らない人でも、イギリスのホーキング博士が30年来の闘病を続けながら、宇宙物理の第一線の研究をしていることは知られています。
ホーキング博士と同じ病気、ALS の患者は日本にも4000人以上います。
天井から吊るしたベルトにペンを握る手をゆわえ、「祈りの手の画家」と呼ばれた中林基さんは、全国で個展を開き、ついに公益信託「生命の彩ALS研究基金」を発足させました。中林さんは闘病17年に及びながら、重度のまま進行が止まり、口から食べることができ、呼吸にも異常はありません。しかし呼吸器をつけて自宅で生活する患者もいます。
呼吸をも機械に頼る中で、生きるあかしを求め続け、絵を描くことを見出した三人の、呼吸器をつけたALS 患者の作品の数々をご覧下さい。
高田 俊昭さん「春爛漫」
奥村 敏さん連載手記 「あすをしんじて」
米国PALS ダグラス・エッシェルマンさん 「ダグの言い分」
日本ALS協会 近畿ブロックのホームページが出来ました!
この「呼吸器をつけたALS患者の三人展」は、1997年3月から4月にかけて、東京のアート村六本木ギャラリーで開催されました。
このホームページは、三人とそのご家族、日本ALS協会近畿ブロックの協力のもとに製作されています。
日本ALS協会近畿ブロック事務局:
〒533-0022 大阪市東淀川区菅原6-28-3
栄孝ハイツ101号
電話 06(323)4791 ファクシミリ 06(323)6145
website http://www011.upp.so-net.ne.jp/alsosaka/
E-mail
: alsosaka@kb3.so-net.ne.jp
奥村 敏さん「カリフラワー」
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ホームページ製作:田原 邦明(日本ALS協会近畿ブロック 運営委員)