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老後の安定した生活のために、何かしらの不動産投資を始めようと考えている方も少なくありません。
所有地にマンションを建て、賃料収入を得ることも不動産投資の一つの方法です。
マンション経営におけるメリットの一つは、収入の分散によって経済的リスクを軽減できることです。マンション経営による賃料収入はもちろん、マンションそのものを資産価値として保有することが、経済的リスクに対して保険の役割を果たします。例えば、一家の働き手が失業により突然働けなくなったり、病気などで亡くなったりした場合でも、マンションの収入や売却費によって生活費をまかなうことが可能です。
日本の場合、六本木ヒルズのような高級共同住宅を除き、共同住宅の賃料収入は比較的景気の変動に左右されにくいという性質ももっています。
それゆえに不景気が続く昨今でも、不動産による賃料収入ならば安定して得ることができる可能性が高いといえます。
【マンション経営のメリット3】インフレ対策
インフレが発生すると貨幣の価値が下がるため、貯金している現金の価値は下がってしまうことになります。しかしインフレに際して不動産の価格は、他の条件が変わらなければ基本的に上がる傾向にあります。そのためマンションは、インフレ時でも財産としての価値を損ないにくいといえます。
【マンション経営のメリット4】節税効果
建物やそれに付随する設備で償却資産と呼ばれるものは、減価償却していくことになります。減価償却費は税制上の損金に算入できるため、マンションを保有することで所得税や住民税が減る場合もあります。
また相続税を算出する際についても、不動産の評価額は実勢価格よりも安く見積もられるケースがほとんどです。加えて、所有している不動産を第三者に貸与している場合は、評価額がさらに下がります。そのため、同価値であれば現金よりもマンションで資産を相続した方が、大幅に相続税を節約できる可能性が高いのです。
マンション経営のデメリット
メリットの多いマンション経営ですが、デメリットとしてはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは主にリスクの観点からマンション経営のデメリットを考えていきましょう。
【マンション経営のデメリット1】流動性リスク
マンションは上場株式などの資産と異なり、必要に際してすぐに現金化することが困難です。手持ち資金を不動産に費やし過ぎてしまうと、不測の事態に対応できなくなる場合も考えられます。不動産投資は計画的に行いましょう。
【マンション経営のデメリット2】金利上昇リスク
変動金利での融資を受けている場合、金利が上昇するとローン返済の負担が重くなります。
【マンション経営のデメリット3】空室リスク
ちろん空室については、収入がなく運用コストのみを負担することになります。
【マンション経営のデメリット4】災害等のリスクト
地震や津波、火災など、自然災害や人災により不動産が半壊、もしくは全壊してしまうリスクがあります。
このため、一つの不動産に全ての資産を集中させてしまうことは避けた方がよいでしょう。